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シリコン塗料とは?特徴とメリット・デメリットについて紹介

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シリコン塗料
シリコン塗料は現在、外壁塗装のスタンダードとなっている塗料です。
性能と価格のバランスに優れた、コストパフォーマンスの良い塗料として近年人気を集めています。

もっとも、メーカーによっても性能が異なるほか、同じメーカーでもグレードや品質が異なる塗料がラインナップされています。
シリコン塗料の基本的性質と特徴、種類の違いを知り、解決したい問題や希望、予算に合った満足できる塗料選びにお役立てください。

シリコン塗料とは?

シリコン塗料
シリコン塗料とは、ベースとなるアクリル樹脂に、シリコン樹脂を混ぜて作られた塗料で、正式名称は「アクリルシリコン塗料」いいます。

シリコン塗料に使用されているシリコン樹脂は、ケイ素(Si)と酸素(O)が結合した「シロキサン結合」を持つ無機化合物です。
「シロキサン結合」は鉱石やガラスなどと同じ構造のため、結合する力が非常に強く安定した性質を持っています。
そのシロキサン結合を含んだシリコン塗料は紫外線などによる影響を受けにくく、塗膜の劣化症状が長期間にわたり表れにくい塗料なのです。

アクリル樹脂がベースとなっているため、「アクリル塗料」と混同してしまいそうですが、それぞれ耐用年数が大きく異なる全く別物の塗料になります。

アクリル塗料

アクリル樹脂を成分としている塗料。
塗料の中で低価格ですが、耐用年数が最も短く、現在では一般住宅の塗り替えで選ばれることはほとんどありません。

シリコン塗料(アクリルシリコン塗料)

アクリル樹脂とシリコン樹脂が主な成分。
アクリル塗料と比べると高価ですが、塗料の中では比較的安価で耐久年数もそれなりに長いため、現在では最も広く使われている塗料です。
現在の戸建てでは、8割ほどがシリコン塗料で塗られています。
 

シリコン樹脂の含有率

同じシリコン塗料でも、メーカーのラインナップやグレードにより、シリコン樹脂の含有率は異なります。
含まれるシリコン樹脂の量によって性能が大きく変わるため、注意しなくてはなりません。
シリコン樹脂の含有率が高いほど耐久性や防汚性能が高くなる一方、含有率が低いほど性能は劣ります。

極端な話、アクリル樹脂の中に1%でもシリコン樹脂を混ぜただけのものでも、シリコン塗料として販売する事ができてしまいます。 さすがにそのような商品はありませんが、市販のシリコン塗料でも、含有率の低い製品では20%以下、高いものでは45%~65%と大きな開きがあります。

シリコン含有率は、塗料やパンフレットには記載していないので、含有率が高いものを見分ける事はとても難しいのです。
これからシリコン塗料を使って外壁塗装を検討される際には、悪質な業者に注意し、シリコン含有量の少ない塗料を使用されないようにする必要があります。

もしシリコン塗料を希望していて何を選んだらいいのか分からない場合は、日本ペイントや関西ペイント、エスケー化研など、大手のメーカーで販売されているシリコン塗料を採用すると、シリコンの含有量が著しく低いと言う事はあまりないのでオススメです。
施工前にきちんと塗料メーカーの確認をしておくと安心です。
 

シリコン塗料の耐用年数と価格

シリコン塗料の耐用年数は、外壁塗装で10~15年、屋根塗装で8~12年です。
1㎡あたりの単価は2500~3500円で、価格・耐用年数ともに5種類ある住宅用塗料の中では3番目にに位置しています。

住宅用の塗料には、安価なものから順に「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」の5つのグレードがあります。

塗料は種類によって耐用年数と価格が大きく異なり、一般に価格が高いほど耐用年数が長いです。

塗料ごとの耐用年数と価格の比較


耐用年数 1㎡あたりの単価
アクリル塗料 5~7年 1200~1700円
ウレタン塗料 7~10年 1700~2500円
シリコン塗料 10~15年 2500~3500円
フッ素塗料 15~20年 3500~5000円
無機塗料 20~25年 5000~5500円
 

シリコン塗料のメリット

 

耐熱性・耐水性・耐候性に優れている

シリコン塗料のメリット
シリコン塗料は熱に強く耐熱性に優れているので、近年の猛暑や万が一の火災による隣家からの熱風などにも耐え、損害を最小限に抑えることが期待できます。

耐水性・耐候性にも優れているため、近年増えている強風や台風に耐え、酸性雨などの環境被害からも外壁を保護し、雨や湿気による劣化を食い止めてくれます。
 

耐汚染性・光沢保持率が高い

シリコン塗料は撥水性が高いので、雨水や泥、ホコリや車の排気ガスなどの汚れを弾いてくれます。汚れが付着しても、耐汚染性に優れているため、簡単に落とすことができます。

また、光沢保持率も高いためツヤが長持ちします。
塗装をしたばかりの綺麗な輝きを長期間に渡って保つ事ができるので、建物の美観性にこだわる方にとっては魅力的な塗料といえるでしょう。
 

コストパフォーマンスが良い

シリコン塗料は価格の割に耐久年数が長くコストパフォーマンスに優れています。
他の塗料と比べ、低価格ながら耐久性に優れていることが、シリコン塗料最大のメリットといえるでしょう。

価格と性能のバランスが丁度良いので、
「アクリル塗料やウレタン塗料が持つ耐久性では不満だが、フッ素塗料となると費用が高すぎる」
という方から人気を集めています。
 

ラインナップが充実している

シリコン塗料は人気が高く、多くの新築現場・リフォーム現場で選ばれている塗料です。
そのため、塗料メーカーでもラインナップが充実しています。

シリコン塗料は種類が多く多彩なカラーがあり、性能の違いによって価格帯も様々です。
豊富なラインナップの中から、ご自身の予算や「防汚性を重視したい」「防カビ性を重視したい」などの要望、お好みの色に合わせた選択肢が見つかるでしょう。
 

シリコン塗料のデメリット

 

アクリル塗料やウレタン塗料と比べると価格が高い

塗料のグレードとメンテナンス時期
シリコン塗料はアクリル塗料やウレタン塗料と比較すると値段が高くなります。
ですが、その分耐久年数は長くなりますので、コストパフォーマンスの面から見れば満足される方が多いです。

シリコン塗料の上位塗料で費用も数倍するフッ素塗料や無機塗料と比べてしまうと、耐久年数が短いため、次のメンテナンス時期は早く訪れてしまいます。
 

ひび割れしやすい

他の塗料より塗膜が固く弾性が低いため、ひび割れが起こりやすくなります。
地震などで建物が振動することがあれば、それに追従できずにひび割れてしまうことが多いです。

ただし、塗膜表面だけの細かいひび割れはそれほど大きな問題とはなりません。

【参考記事】
>>外壁のひび割れの原因と種類と対策
 

重ね塗りに向いていない

シリコン塗料の表面は固く撥水性に優れている分、付着力が弱いです。
重ね塗りする場合は、上塗り塗料の密着性を高めるための下塗り塗料であるフィラーやプライマーを塗布するなどの工夫が必要です。

【参考記事】
>>下塗り塗料のシーラー・プライマー・フィラーってなに?
 

シリコン塗料を選ぶポイント

ポイント
シリコン塗料を選ぶ際に重要なポイントは業者からの提案に対して、

 ・使用方法の違い
 ・臭いや耐久性の違い
 ・シリコン樹脂の含有率による性能の違い

これらをよく確認したうえで、予算に応じたグレードや性質、用法のものを選ぶことが大切です。
 

1液型と2液型

1つの缶の液体だけで塗料として使える1液型と、2つの異なる液体を混ぜ合わせて塗料として使う2液型があります。

「1液型」は安価ですぐに使えるため作業効率が良いですが、耐久性が低いのが難点です。

「2液型」は2種類必要なので費用が高くなり、混ぜ合わせる手間がかかる分、作業効率が悪くなります。
手間がかかり知識も技術もある人でなければ上手に混ぜ合わせることが難しく、扱える業者が限られていますが、密着力が非常に高く、耐久性も良いという特徴があります。
 

水性塗料と油性塗料

水で顔料や樹脂を溶かした形状のものが水性塗料、シンナーなどの化学的な溶剤で溶かしてあるものが油性塗料です。

「水性塗料」は安価で臭いが気にならず、伸びが良いので作業効率に優れていますが、やや耐久性に劣ります。

「油性塗料」は高価で独特の刺激臭があるのがデメリットです。
油分が多いので伸びが悪く、作業性が低いですが、耐久性は高いです。

もっとも、近年では水性塗料の耐久性も油性塗料並みのグレードを誇る塗料が開発されています。
そのため、臭いが少なく塗りやすい耐久性が高まった水性塗料が選ばれるケースが増えました。

屋根塗装の場合

屋根塗装
紫外線の影響を直接的に受ける屋根は、外壁よりも塗膜が早めに劣化し耐用年数が短くなる傾向があります。
そのため、同じシリコン塗料を使って外壁と屋根の塗装を行うと、次のメンテナンス時期がずれてしまう可能性があります。

最近は、足場の組み立てが1回で済むため、外壁塗装と屋根塗装を同じタイミングで行う方が増えています。
「次回の塗装メンテナンスも、外壁と屋根のタイミングを同じに合わせたい」
というご希望があるときは、屋根塗装により高耐久のシリコン塗料や、もっと耐用年数の長いフッ素塗料などを使うことをおすすめします。

まとめ

まとめ
シリコン塗料は耐久性に優れ、ほかの塗料と比べても高い耐熱性、耐水性、耐候性を発揮できる塗料です。
耐用年数は外壁塗装で約10年~15年、屋根で約8年~12年と長く、防汚性や防カビ性も高いため、長く美しい状態をキープできます。

塗り替えの頻度を抑えることができるため、コストパフォーマンスにも優れているので、塗料選びに迷った際には現在のスタンダードであるシリコン塗料を選べば失敗は少ないでしょう。

もっとも、1液型と2液型、水性と油性、シリコン含有率の違いで、価格や性能、作業効率にも違いが生じます。
特にシリコン含有率はシリコン塗料の品質に大きな影響を与えるため、シリコン含有率45%~65%の塗料を選ぶようにするのがおすすめです。

塗料の特性をしっかりと理解して、納得のいく塗料選びをすることが大切です。
外壁塗装でお悩みの際は、浜松市のマルスギにお気軽にご相談ください!