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外壁の7つの種類とは?相場価格やメンテナンスについて紹介!

2021年09月01日 16:29:23

浜松で新築住宅を建てたいときはもちろんのこと、お住まいのイメージチェンジを図りたいとき、どのような外壁にするかでも、お住まいの印象がまったく違ってきます。
外壁には、主に7つの種類があります。
浜松で外壁塗装や屋根塗装で豊富な実績を持つ業者が、外壁の7つの種類の特徴と相場価格やメンテナンスについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
外壁の多くは定期的な外壁塗装が必要になります。

外壁の種類別の特徴/相場価格/メンテナンスについて

窯業系サイディング

<特徴>

窯業系サイディングは現在の日本の住宅において、最も選ばれている外壁材です。
約7割の外壁が窯業系サイディングを採用するなど、メジャーな存在です。
普及率が高いこともあり、さまざまなメーカーが製造・販売しているため、色や柄のバリエーションが豊富なので、お好みのデザインがきっと見つかります。
タイル調やレンガ柄、石柄や木目柄など、本物のような風合いのデザインなど高級感ある外壁が演出できます。
色褪せや汚れにも強く、美しい外観を維持できる外壁材です。

<相場価格>

3,000円/㎡~となっており、外壁材の中でもお手頃な価格で、イメージに合う柄やデザインに仕上がるのも人気の理由です。

<メンテナンス時期>

耐用年数は環境によっても異なりますが、7~8年程です。
シーリングの切れや表面のひび割れ、ボードの反り、カビ・藻の発生が見られたときや色褪せやチョーキング、塗膜の膨れや剥がれが目立ってきたときもメンテナンス時期です。

金属系サイディング

<特徴>

金属といっても、とても軽量な素材なので、建物への負担が少なく、耐震性に優れています。
軽い材質なので、重ね張りもできます。
そのため、現在の外壁からのイメージチェンジを図りたいときにも施工がしやすいです。
金属の質感を活かしたスタイリッシュで洗練されたデザインをはじめ、石やタイル、木目などの自然素材の質感を表現したデザインなどもラインナップされています。
モダンな外観へのイメージチェンジも可能です。

<相場価格>

4,000円/㎡~と窯業系サイディングよりは、やや価格が高くなりますが、その分、耐用年数も延びるので、中長期的にみれば、決して高くはありません。

<メンテナンス時期>

耐用年数はグレードや環境などにより、10~15年程です。
シーリングの切れや表面のひび割れ、金属系ならではのサビの発生、色褪せや塗膜の膨れ、剥がれ、カビ・藻の発生などが生じたときもメンテナンスのタイミングです。

木質系サイディング

<特徴>

木質系サイディングは木材をベースにした外壁材で、木ならではのナチュラルな風合いが魅力です。
もっとも、木であることから耐火性や防水性の点で、ほかの外壁材に比べるとデメリットがあります。
経年劣化によって、次第に防水性が失われてしまい、雨水による腐食が生じやすくなるので、こまめなメンテナンスが欠かせません。
また、消防法の規定により、防火地域に指定されていると、木質系サイディングが使えない場合もあるので事前の確認が必要です。

<相場価格>

6,000円/㎡~とやや高めになります。
また、腐食などを防ぐため、こまめなメンテナンスが必要になる分、ランニングコストも高くなる点に注意が必要です。
施工費用だけでなく、メンテナンス費用も含めて検討しましょう。

<メンテナンス時期>

耐用年数は約10年です。
木の腐食や反り、割れ、カビ・藻の発生、塗膜の膨れや剥がれなど、木材ゆえにダメージも起こりやすくなります。
そのため、耐用年数にかかわらず、こまめな点検や必要に応じたメンテナンスが大切です。

樹脂系サイディング

<特徴>

樹脂系サイディングはアメリカなどでは一般的な外壁材ですが、実は日本ではあまり普及していません。
そのため、施工できる業者を探すのに苦労するおそれがあります。
性能としては耐久性に優れており、メンテナンスの手間もほとんどかからないのが魅力です。
塗装で色付けするのではなく、外壁材に色が練り込まれているので、塗膜が剥がれることがなく、定期的な外壁塗装の必要がありません。
さらにシーリング材も使われないため、シーリング補修工事も必要ありません。
ただし、選べる色や柄のバリエーションが少ないのがデメリットです。

<相場価格>

9,000円/㎡~と高額ですが、施工後の外壁塗装やシーリング補修工事の必要がなく、耐用年数も長いのでランニングコストが抑えられるのがメリットです。

<メンテナンス時期>

耐用年数は環境やグレードにより、10~20年ほどです。
紫外線などに当たって色褪せしたり、汚れが付いたり、ひび割れが発生したときにはメンテナンスが必要になります。

モルタル

<特徴>

モルタルは日本の住宅においては、窯業系サイディングの次に高いシェアを誇る外壁材です。
曲面にも施工ができるので、複雑な形状の建物でも施工がしやすくなっています。
これまでご紹介してきたサイディングは工場において色や柄をつけ、サイズなどを成型したボードを貼り付けていく工法です。
これに対して、モルタルは職人が左官の技術などを活かして直接施工します。
そのため、同じデザインが生まれることはなく、凹凸のある風合いある仕上がりになります。
リシン・スタッコ・吹付けタイルといったさまざまな仕上げ方法があり、デザインの自由度が高いのも人気の理由です。
サイディングボードの貼り付けと異なり、シーリングも必要ないので、シーリング補修の必要もありません。

<相場価格>

4,500円/㎡~と現場での作業が必要な割には、低価格です。
ナチュラルで風合いある仕上がりや和モダンなスタイルを好まれる方に人気です。

<メンテナンス時期>

耐用年数は8~10年ほどと、やや短くなります。
色褪せ、塗膜の膨れ、剥がれ、カビ・藻の発生、ひび割れ、チョーキングなどが生じたときもメンテナンスが必要です。

タイル

<特徴>

タイルは1300℃近い高温で焼き上げられており、硬度が高く、キズが付きにくく、耐久性に優れています。
経年による劣化や変質もほとんどなく、メンテナンスの手間があまりかからないのが魅力です。
ただし、目地のコーキング補修は必要です。
タイルはお風呂場などにも使われるなど、耐水性があり、雨漏りリスクを防ぎたい外壁にも適しています。
カラーや柄もさまざまなものがあり、さまざまなタイルを組み合わせて個性的なデザインにすることも可能です。

<相場価格>

13,000円/㎡~とほかの外壁材に比べて、初期費用は高額になります。
もっとも、耐久性に優れていて、定期的な外壁塗装は必要なく、メンテナンス費用などのランニングコストは抑えることができます。
ただし、コーキング補修費用は発生します。

<メンテナンス時期>

耐用年数は約20年と、ほかの外壁材に比べて長く、耐久性に優れています。
ダメージとしてはタイル目地のコーキングが割れて補修が必要になることやタイルの浮きやひび割れ、タイルの剥落などが考えられます。
施工をしっかり行えば、剥落などのリスクは抑えられますが、大きな地震や大型台風で被害が発生する可能性は否定できません。

ALCボード

<特徴>

ALCボードは軽量気泡コンクリートですが、コンクリートに比べると4分の1と軽量な素材です。
断熱性はコンクリートの約10倍あるため、冷暖房の効率性を高めてくれ、結露の防止にも役立ちます。
遮音性にも優れているので、賑わいのある場所にもおすすめです。
ALCボードは不燃材料であり、耐火性も抜群で、燃えたときに有害ガスなども発生しません。
ただし、水や湿気を吸収しやすいので、防水性能を維持するために定期的な外壁塗装が必要となります。

<相場価格>

高性能なだけに、7,500円/㎡~と価格は比較的高めです。
また、定期的なメンテナンスも必要なので、ランニングコストもかかります。
一方で、耐火性能が高くお住まいを守る働きが高く、断熱性能を発揮して、冷暖房にかかる電気代の節約ができるなどのメリットがあります。

<メンテナンス時期>

耐用年数は10~15年ほどです。
シーリングの切れやボード表面のひび割れ、外壁塗装の色褪せや塗膜の膨れ、剥がれ、カビ・藻の発生やチョーキングが見られたときも、メンテナンスが必要です。

外壁を選ぶ際に抑えておきたい2つのポイント

外壁の印象、メンテナンス費用など重視したいポイントを明確にする

7つの種類の外壁をご紹介してきましたが、外壁材の違いでデザインや柄など外観のイメージが異なるだけでなく、価格やメンテナンス費用、耐用年数をはじめ、メンテナンスの手間なども異なることがわかりました。
そのため、外壁を選ぶ際には、それぞれの外壁材の魅力と特徴を理解し、メリット、デメリットを比較したうえで、さまざまな観点から総合的に考える必要があります。
迷ってしまうときには、外壁に何を求めるのか優先順位をつけて検討していきましょう。
外壁のカラーやデザインなど印象を重視したいのか、施工時の価格やメンテナンス費用などコストを重視するのか、メンテナンスの手間がかからないことが重要なのかを明確にすると検討しやすくなります。

特にこだわりがない場合は「窯業系サイディング」がオススメ

優先順位がつけられない、特にこだわりはないといったときには、窯業系サイディングがオススメです。
カラーやデザインのバリエーションが豊富で、特に仕上がりのイメージがない方でも、好みに応じたものを選びやすく、価格もお手頃で、バランスに優れているからです。
日本の住宅の約7割で採用されているという点からも、施工やメンテナンスもしやすく、安心して利用できる外壁材と言えます。

まとめ

外壁材には多様な種類があり、ここでは7つの外壁についてご紹介してきました。
それぞれ特徴や魅力、メリット、デメリット、価格相場やメンテナンスの手間やコストが異なっています。
ご家庭ごとに異なるニーズやご予算に応じて、選んでみましょう。
予算については、施工時のコストだけでなく、施工後にかかる外壁塗装やシーリング補修工事などのメンテナンス費用も含めて計画を立てることが大切です。
外観のデザイン重視かコスト重視か、メンテナンスの手間を抑えたいか、などから選ぶのがオススメですが、迷ったときにはバランスに優れた窯業系サイディングがオススメです。

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