外壁塗装の近隣挨拶ってどうするの?
近隣挨拶でご近所トラブルを防ごう
外壁塗装は騒音や塗料のにおいなどが生じるため、ご近所への配慮も重要です。
せっかく長く住むために外壁塗装をして家が綺麗になったのに、ご近所とトラブルになって生活しづらくなってしまった、なんてことは避けたいですよね。
そんなトラブルを避けるためには、施工前に近隣挨拶を行うことがとっても大切です。
しかし、いざ挨拶をしようとしても、
いつ行ったらいいの?
何を持っていけばいいの?
何を言えばいいの?
などなど、疑問がたくさん浮かんでくると思います。
そこで今回は、外壁塗装の近隣挨拶のポイントや近隣挨拶で伝えることなどについてお話していきたいと思います。
ぜひご参考にしてみてださい!
目次
1. 何のために挨拶するの?
2. 近隣挨拶で防げるトラブル
2-1 塗料や水の飛散
2-2 騒音がうるさい
2-3 塗料のにおいが近隣にまで広がる
2-4 業者の車が通行の妨げになる
3. 近隣挨拶に行くタイミング
3-1 外壁塗装工事の一週間前に挨拶する
3-2 早朝・深夜・食事の時間帯は避ける
4. 近隣挨拶に行く範囲
4-1 通りに面している場合
4-2 袋小路の場合
5. 近隣挨拶にあると良い粗品
5-1 相場
5-2 おすすめの品
5-3 のし紙
6. 挨拶文
6-1 伝えるべき内容
6-2 挨拶文テンプレート
7-1 できれば業者と一緒に挨拶する
7-2 近所の情報を業者と共有しておく
7-3 施工後も挨拶する
何のために挨拶するの?
ご近所への挨拶を行う最大の目的は、ご近所との関係を良好に保ち、トラブルの発生を未然に防止することです。
外壁塗装は塗料の飛散や、洗浄中の水の飛散などの可能性があり、施工中の騒音も防ぐことはできません。
ですが、事前のご挨拶でしっかりと工事内容を説明しておけば、ご納得いただけることがほとんどなのです。
今後のお近所付き合いを考え、「予想される迷惑へのお詫び」と「もしかしたら、このようなリスクがあるかもしれない」ことを伝え、了承を得るためにもご挨拶をしましょう。
浜松市の丸杉塗装では、施工前に近隣の方々へご挨拶し、施主様のご要望があれば一緒に挨拶回りを行いますので、お気軽にお申し付けください。
近隣挨拶で防げるトラブル
外壁塗装をする時は、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
事前にご近所への挨拶をしっかりしておくことで、トラブルの発生を防いだり、問題が起きてしまった場合でも迅速な対応で関係が悪くならないようにしたりすることが可能です。
塗料や水の飛散
まず、多くの近隣の方が気になるのは、塗料や水の飛散です。
外壁塗装は塗装前の下準備として、壁面の汚れを落とすための高圧洗浄を行います。この際の水しぶきが、近所の家に飛散する可能性があります。
また、スプレーを使った塗装の場合は、塗料が飛散してしまうこともあります。
もちろん外壁塗装を行う場合は、塗装面以外に塗料が付着しないように、養生と呼ばれる処置を行いますし、飛散防止ネットで家を覆って、周辺に塗料や水が飛ばないように対策をしています。
しかし、塗装当日の天候によっては、予想よりも遠くまで塗料が飛んでしまったり、風の向きによって思わぬところに水がかかったりする可能性も全くないとは言い切れません。
そのため、塗装のスケジュールを近所の家と共有し、水しぶきや塗料が飛散する可能性がある場合は、洗濯物を室内で干してもらうなど、対応をお願いする必要があります。
状況によっては、近隣のお車や植木などに養生させてもらうこともあります。
騒音がうるさい
騒音もよくあるトラブルのひとつです。
塗装工事で騒音が出るの?と疑問に思われる方もいるでしょう。
外壁塗装の現場では、足場を組む際にどうしても金属同士がぶつかる音や、工具の音が発生してしまうのです。
平日の日中でも在宅の方は多いため、突然の騒音による不快感を避けるためにも、事前の通知が重要です。
あらかじめ大きな音が出ることを伝えておけば、ご近所も心積もりができますし、逆にご近所の大きな音が出ると困る日や時間帯が分かっていれば、日をずらすなどの対応ができ、無用なトラブルを回避することができます。
騒音がとくに予想される時間帯など、具体的な情報を伝えておきましょう。
塗料のにおいが近隣にまで広がる
塗装に使う塗料の種類にもよりますが、塗料のにおいもトラブルの元になります。
塗料は、油性と水性の2種類に大きく分けられます。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、油性塗料を使う場合は、どうしてもにおいが発生してしまいます。
塗装を行う日には、窓を閉めてもらうなどの対策をお願いしましょう。
また、住宅密集地などで塗装する場合は、塗料を選ぶ段階で考慮して、油性塗料を使わないという選択もあります。
【参考記事】
>>外壁塗装の水性塗料と油性塗料の違いは何? 業者の車が通行の妨げになる
塗装する家の状況によっては、業者の車が道路に停まっていたり、はみ出していたりすることも珍しくありません。
もちろん、必要に応じて塗装業者は、管轄の警察署に道路の占有許可を届け出ます。しかし、いくら許可が下りていても、実際に住んでいる人にとっては、車の出し入れや通行の際に不便をかけてしまうことが考えられます。
とくに資材搬入のトラックは大きいものが多いので、狭い生活道路では道がふさがってしまうこともあります。
道路は地域に住んでいる人全員が使うものなので、大きな迷惑をかける可能性もあるため、事前にしっかりと挨拶しておきましょう。
近隣挨拶に行くタイミング
外壁塗装工事の一週間前に挨拶する
外壁塗装の近隣挨拶は、あまり早すぎると住民の方が忘れてしまう恐れがありますし、逆に前日などギリギリになってしまうと、多くの住民はあまりいい印象を持たないでしょう。
ご近所との良好な関係を維持するためは、施工の1週間前に挨拶を行うのがベストなタイミングです。都合がつかなければ、多少前後しても問題ありませんが、遅くとも3日前には行いましょう。
挨拶は直接対面して行うのが望ましいですが、不在時は挨拶状をポストに入れておきましょう。
早朝・深夜・食事の時間帯は避ける
直接お会いしてご挨拶をするのが望ましいので、土日や祝日に近隣挨拶に行くのがよいでしょう。
早朝や夜遅くを避け、昼前や夕方など迷惑にならない時間帯に行くのがマナーです。時間帯は10~16時頃が理想的です。
また、足場が解体される前や工事が完全に終わった後も挨拶に行くようにすると、さらに印象が良くなりますよ。
近隣挨拶に行く範囲
通りに面している場合
近隣挨拶は、自宅の両隣、向かいの3軒、裏の3軒の計8軒に行うのが一般的です。
ですが、外壁塗装の騒音や臭いはすぐ隣の住宅だけでなく、広範囲に及ぶ可能性が高いです。
住宅の立地条件によっては、前後左右3軒先まで挨拶を行うと安心です。
他にも、業者の車両が出入りする時に影響が出そうな家や、作業中に迷惑がかかりそうな家があれば挨拶をしておきましょう。
袋小路の場合
袋小路になっている場合は、その道路を使っている全てのお家にご挨拶に伺います。
施工の際にはご自宅前にトラックを停めたり、作業員の出入りが頻繫にあるので、迷惑をおかけしそうな家にはひと通り挨拶をしておきましょう。
施工の際にはご自宅前にトラックを停めたり、作業員の出入りが頻繫にあるので、迷惑をおかけしそうな家にはひと通り挨拶をしておきましょう。
近隣挨拶にあると良い粗品
外壁塗装工事で近隣挨拶をするとき、粗品は必ず用意しなくてはならないものではありません。
しかし、粗品を持参したほうが好印象であることは間違いありません。
外壁塗装工事は、準備も含めるとそれなりの工事期間があります。
数日間、騒音やにおい、関係者などの通行を許してもらうお礼の気持ちをこめて、粗品を渡してみてはいかがでしょうか。
相場
近隣挨拶時の粗品は高価なものでなくてかまいません。あまり豪華な品を持っていくと、かえって気を使わせてしまったり、次に近隣の方が外壁塗装を行う際に挨拶回りがしにくくなってしまいます。
相場は300円~500円程度で、お菓子や日用品、洗剤などを渡すのが一般的です。
おすすめの品
粗品は、日用品やお菓子など、使い道に困らないものをお渡しすると間違いないでしょう。
洗剤、せっけん、タオル、キッチンーペーパー、お菓子などが一般的です。
外壁塗装を行う際は、ベランダの使用をお控えいただくことがあるので、室内干し用洗剤なども喜ばれますよ。
意外と受けが良いのが、地域指定の有料ごみ袋や非常食です。
(私的な話になりますが、我が家ではジップロックをお渡ししました。)
反対に、柔軟剤や芳香剤など香りが強いものは好みが分かれやすいので、おすすめしません。
食べ物や飲み物も、好みやアレルギーの問題がありますので、相手のことをあまり知らない場合は避けた方が無難です。
もっと、相手を喜ばせたい、今後の付き合いにつなげたいという場合は、相手の家族構成や年齢層に合わせた品をそれぞれ選ぶと、よりイメージアップします。
粗品を通じて気配りをうかがわせることで、外壁塗装工事中の小さな騒音や不便に対する理解を得やすくなり、良好な関係を築けます。
のし紙
粗品にのし紙をつけるかどうかですが、これはどちらでもかまいません。
工事をする時に迷惑をかけること、協力してくれたことへの感謝が伝われば、あまり形式にこだわらなくてもよいでしょう。
のし紙をつける場合は、「ご挨拶」と記載しておけば問題ありません。
水引は蝶結びを選びましょう。
挨拶文
挨拶をする時は、外壁塗装の工事をするということだけではなく、いつどのような迷惑が及ぶのかをしっかり伝えておくようにしましょう。施主の氏名や工事期間、騒音や匂いなど迷惑が及ぶ事象などと合わせて、「ご迷惑をおかけします」という旨を伝えることが大切です。
しかし、口頭だけでは伝わりにくく、忘れてしまうこともあるため、挨拶文を用意することをおすすめします。
挨拶文があれば、お相手が忙しく時間のない場合でも、「施工のご挨拶に伺いました。お時間あるときにお目通しください」とお伝えすることもできますし、相手が留守だった場合でも、ポストに投函しておくことができます。
伝えるべき内容
工事の期間
「〇月〇日~〇日まで外壁塗装を行います」と、工事の詳しい期間をお伝えしましょう。
特に、大きな音が出る足場仮設の日や、水しぶきが飛散する可能性がある高圧洗浄の日をお伝えしておくとより安心です。
施工業者の名前と連絡先
施工業者の名前と連絡先を伝えておきましょう。その際、担当者の名前も伝えておくとよりスムーズです。
「何かあればここに連絡すればいい」といった安心感をご近隣の方に与えることができます。
ご自身の連絡先
施工業者の連絡先と併せてご自身の連絡先も伝えておきましょう。固定電話だけでなくすぐに連絡を取れる携帯電話の番号も伝えておきましょう。
工事のおおまかな内容
工事のおおまかな内容もお伝えしておきましょう。
その際、業者から渡される工程表のコピーをお渡ししていてもいいかもしれません。
挨拶文テンプレート
浜松市の丸杉塗装では、着工予定数日前にご近隣様へのごあいさつ回りをして、音の出る日などをご案内させて頂いております。
弊社でも、以下のような挨拶文をご用意しておりますが、ご自身で挨拶文を作られる際に利用できるテンプレートもご用意しました。参考にしてください。
挨拶文テンプレート
令和〇〇年◯月吉日
ご近所の皆様へ
いつもお世話になっております。
〇〇町☓☓丁目△△番地の◯◯(名前)と申します。
この度、自宅の外壁塗装を◯月◯日~◯月◯日の間で行うこととなりました。
外壁塗装の作業中においては、騒音やにおい、業者の車の出入りなどでご近隣の皆様にはご不便をおかけしますが、どうかご理解とご協力のほどお願いいたします。
また、以下の作業中につきましては特にご迷惑をお掛けする可能性がございます。
〇月〇日:足場仮設(大きな音が出ます)
〇月〇日:高圧洗浄 (水しぶきが飛散する可能性があります。洗濯物の室内干しをお願い致します)
〇月〇日:足場解体(大きな音が出ます)
工事中はできるだけご不便ご迷惑をおかけしないよう、施工会社ともしっかり打ち合わせをし、細心の注意を払って進めてまいりますが、何かお気づきの点などありましたらご連絡の程よろしくお願い致します。
◯◯◯◯(外壁塗装業者の会社名)の◯◯(担当者名)までご相談ください。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
◯◯◯◯(施工会社名)
00-0000-0000(施工会社の代表電話番号)
◯◯(担当者名)
000-0000-0000-(担当者の電話番号)
◯◯(自分の氏名)
000-0000-0000(自分の電話番号)
ご近所とのトラブルを避けるために
できれば業者と一緒に挨拶する
ご近所さんへの挨拶回りは、可能であれば施工を依頼した塗装業者に相談して、同行するとよいでしょう。
塗装業者のみで行った場合、セールスと間違われるおそれがあり、依頼主のみで挨拶すると詳しい説明を求められたときに対応に困る可能性があるからです。
近隣の方も、見ず知らずの業者が突然来るよりも、施主と一緒の方が安心しますよね。
今後のご近所との付き合いを考えると、ご本人が挨拶に伺う方が間違いありません。時間の都合で同行が難しいようであれば、業者にその旨を伝えてもらい、その後に自ら挨拶に行くと安心です。
近所の情報を業者と共有しておく
ご近隣とのトラブルを起こさないためには、ご近所の情報を業者と共有しておくことも重要です。
「●●さんのお家は、ペットや小さいお子さんがいるから、塗料の臭いが気になるかも」
「▲▲さんは少し気難しいので、施工内容を事細かに説明した方が良いかも」
「■■さんのお宅のご主人は夜勤が多いから、夕方頃のご挨拶が良いかも」
など配慮したほうがよさそうなことを伝えておくと、さらにトラブルを減らすことができます。
「▲▲さんは少し気難しいので、施工内容を事細かに説明した方が良いかも」
「■■さんのお宅のご主人は夜勤が多いから、夕方頃のご挨拶が良いかも」
など配慮したほうがよさそうなことを伝えておくと、さらにトラブルを減らすことができます。
施工後も挨拶する
施工前は「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」という挨拶ですが、施工後には「ご協力いただきありがとうございました」と挨拶します。
施工の進捗は、近隣の方にはわかりません。
「おかげさまで無事完了しました」とお知らせすることが大事です。
最後まで丁寧な対応をすることによって、ご近所の方たちとより良好な関係を保てるでしょう。
近隣への配慮がきちんとできる業者を選びましょう
近隣への配慮がきちんとできる業者を選ぶことが、ご近所トラブルと防ぐ最も効果的な方法かもしれません。
浜松市の丸杉塗装は社長が現場に立ち、ご近所への挨拶も責任を持って行っております。
誠実な対応ができる業者を選ぶためには、ホームページを見たり見積提出時に質問するなどして、ご近隣への対応について確認することが重要です。信頼できる業者であれば、その点についても詳しく説明してくれるでしょう。
「職人の風貌によっては怖がられるかもしれないので心配」「無理な営業は絶対にかけないでほしい」など、心配な点や要望があれば、遠慮なく業者に質問してみてください。優良業者であれば、施主の様々な要望に細やかな対応してくれるずです。
外壁塗装を考えている方はぜひ一度ご相談ください。
外壁塗装工事は浜松市の丸杉塗装におまかせください
浜松市にある丸杉塗装は、地域に密着した、外壁屋根塗装・外壁屋根リフォームの専門業者です。
専門知識を持つスタッフがリフォームやメンテナンスに関する方法や費用について、詳しくご案内します。
また、現地調査なども無料で訪問させていただいています。
常に、経験豊富なスタッフ陣が丁寧に施工&アフターケアを行っております!
どんなに小さなご相談でも無料で承ります。
ご相談や、お見積もりに関しては、お電話もしくは当サイトのお問い合わせフォームでもお受け付け可能です。
初めて外壁塗装・屋根塗装を行うという方や、業者選びで迷っている方は、まずはお気軽にお問い合わせください!!