外壁塗装に火災保険が使えるの? | 丸杉塗装は保証付きで安心な外壁塗装と屋根塗装を行います。

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外壁塗装に火災保険が使えるの?

火災保険を使って外壁塗装をするためには

「火災保険を申請すれば外壁塗装は無料でできる」
こんな話を聞いたことはありませんか?
外壁塗装は安いものではありません。もし火災保険が使えたらうれしいですよね。

実は、外壁塗装に火災保険を適用することは可能です。
しかし、火災保険を使って無料で外壁塗装を行えるのは、実はかなり限られたケースだけです。

火災保険は、適用できる条件や手続きあり、間違った業者に依頼すると大変なことになることもあるんです。
そこで、今回は火災保険を外壁塗装に適用するための条件や適用のデメリット、注意点すべきことなどについて解説します。

目次

1. 火災保険の種類と補償内容

 1-1 住宅火災保険

 1-2 住宅総合保険

 1-3 オールリスク型の保険

 1-4 地震による被害は地震保険が必要

2. 外壁塗装に火災保険を適用するには

 2-1 災害による被害で外壁塗装が必要になっている

 2-2 災害による被害を補償する火災保険に加入している

 2-3 損害を受けてから3年以内の申請である

 2-4 補修費用が火災保険の免責金額よりも高い

3. 外壁塗装に火災保険が適用できないケース

 3-1 外壁塗装が必要な理由が経年劣化の場合

 3-2 建物の損害の原因が過失や故意によるものである場合

 3-3 虚偽申告を行った場合

 3-4 契約している保険の補償範囲外の場合

4. 火災保険申請の流れ

 4-1 保険会社や保険代理店に連絡

 4-2 工事業者に連絡・見積もりを依頼

 4-3 保険金申請書と事故状況説明書に必要事項を記入

 4-4 必要書類を保険会社に送付

 4-5 書類や現地調査で損害保険会社が審査を行う

 4-6 申請内容が承認される

5. 外壁塗装に火災保険を適用するための注意点

 5-1 被害状況の写真がないと火災保険がおりないこともある

 5-2 火災保険の申請手続きは被保険者が行う

 5-3 鑑定人による審査に通らなければ火災保険はもらえない

 5-4 申請が通っても満額がもらえるとは限らない

6. 火災保険での外壁塗装詐欺に注意!

 6-1 「無料で修理できます」と断言する業者には警戒する

 6-2 工事の申込書は必ず全てに目を通す

 6-3 保険金を一部業者に支払う契約は騙される

 6-4 虚偽申請は契約者も訴えられる

7. 外壁塗装で火災保険を利用する問題点

 7-1 個人で申請を行うのが難しい

 7-2 支払いまでに時間がかかる

8. まとめ

9. 外壁塗装工事は浜松市の丸杉塗装におまかせください

火災保険
 

火災保険の種類と補償内容

まず火災保険とは、火災や自然災害などによる、建物や家財などの損害を補償する保険のことです。
火災保険にはいくつかの種類がありますが、その中でも戸建て住宅向けの火災保険は、大きく3種類に分けられます。

住宅火災保険

火災保険の中でも認知度の高い「住宅火災保険」は、火災・落雷・台風・破裂や爆発といった災害で建物に損害があった場合に補償が受け取れる保険です。
以前は一番主流だった住宅火災保険ですが、最近ではよりニーズに応えられる住宅総合保険が出てきているため、人気は下降気味です。
しかし、「賃貸物件」には十分に対応できる補償範囲なので、自分たちが求めている条件と合えばコストを最低限に抑えられ、お得に利用できる保険です。

住宅総合保険

住宅火災保険の補償内容にプラスして落下物、衝突、倒壊、水漏れ、盗難などの損害にあった時に保険金が受け取れるようになっている保険が「住宅総合保険」です。
建物と家財の補償が一緒になっていて、あらゆるリスクに対応できるため、多くの人に利用されています。
中でも、建物に対しての投資金額が大きい戸建てや分譲マンションは、万が一被害にあった時に多額の損害を生じてしまうケースが考えられます。そういった被害を避けるためにも、一戸建てや分譲マンションの方に特におすすめの保険となっています。

オールリスク型の保険

火災保険の中でも最も補償範囲が広いタイプで、自分の生活スタイルや住居タイプに合わせて補償タイプが選べる火災保険です。付帯サービスが付いてることが多く、カギの紛失や水回りのトラブルなどにも対応してくれます。
しかし、オールリスク型は各保険会社によって内容が異なるので、注意が必要です。検討する際は必ず保険会社に詳細を聞いてから加入するようにしましょう。

地震による被害は地震保険が必要

一般的な火災保険では地震による被害は補償されていません。地震による火災なども地震保険に加入していないと補償されないのです。
地震による被害をカバーするには、地震保険を別途契約する必要がある場合がほとんどです。
地震保険は、地震やその後の火災、津波による被害を補償します。
 

外壁塗装に火災保険を適用するには

災害による被害で外壁塗装が必要になっている

災害
火災保険が適用されるためには、外壁塗装が必要になった理由が災害等による損害であることが条件となります。
具体的には台風や豪雨、豪雪などの自然災害が原因となって外壁が損害を受けてしまった場合が挙げられます。
しかし、さきほど述べたように、地震による被害は火災保険の対象外となりますので、ご注意ください。

災害による被害を補償する火災保険に加入している

次に、災害による被害を補償する火災保険に加入していることも必要となります。
火災保険には様々な種類があり、補償範囲は加入する保険や特約によって異なりますので、自身が加入している保険の内容をしっかりと理解しておくことが大切です。

損害を受けてから3年以内の申請である

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火災保険の請求期限は被災してから3年以内となっています。
期限を超えてしまうと保険金を受け取ることができなくなりますので、被害を受けた場合は早めに申請を行いましょう。すでに自費で外壁塗装を行ってしまっていても、3年以内であれば工事の請求書をもとに保険金を申請することが可能です。

補修費用が火災保険の免責金額よりも高い

免責金額とは、修理費のうち自己負担する金額のことを指し、保険金は損害額(修理費)から免責金額(自己負担額)を引いた金額となります。
たとえば、外壁塗装の工事費が50万円で、免責金額が20万円に設定されていた場合、受け取れる保険金は、
 工事費50万円 ー 免責金額20万円 = 保険金30万円 
ですので、外壁塗装の工事費が免責金額よりも高いことも条件となります。
 

外壁塗装に火災保険が適用できないケース

ばつ
外壁塗装に火災保険を適用するためには、以下の点もしっかりと理解しておくことが必要です。

外壁塗装が必要な理由が経年劣化の場合

火災保険は予測できない事故に対する補償を提供する保険なので、被害の原因が経年劣化であれば補償されません。

建物の損害の原因が過失や故意によるものである場合

加入者の重大な過失や故意で起こした損害について火災保険の申請をしても、却下されます。
重大な過失とは、「油の入った鍋の火を消し忘れ、その場を離れて出火させた」「たばこの火が消えたことを確認せずに、吸殻ゴミ箱に捨てて放置し出火させた」など、注意を怠ったために火災を発生させた過失を指します。
もちろん、保険金目当てに故意に火をつけたり、家財などを破損させたりした場合も却下されます

虚偽申告を行った場合

被害の原因や状況を偽ったり、3年以上前の被害を3年以内に発生したものとして申請したりなど虚偽の申告は却下されます。虚偽申請は受理されないだけでなく、保険金をだまし取ろうとする詐欺罪にあたるので、絶対にやめましょう。

契約している保険の補償範囲外の場合

加入中の火災保険の補償範囲や適用の条件が満たされていなければ保証されません。自身の保険契約内容をよく確認しましょう。
 

火災保険申請の流れ

保険会社や保険代理店に連絡

自宅の外壁や屋根などに破損があることを確認したら、最初に保険会社もしくは保険代理店に連絡します。その際、「火災保険申請を考えている」と伝えておくと、スムーズに話が進みます。
担当者がこの先の流れについて詳しく説明してくれますので、言われたことをきちんとメモしておきましょう。
連絡後、担当者から「保険金申請書」と「事故状況説明書」がご自宅に送付されます。

工事業者に連絡・見積もりを依頼

保険会社に連絡した後は工事業者に連絡します。
担当スタッフに外壁を点検してもらい、修理費用の見積書の作成と火災保険の申請に必要な被害状況を確認できる写真の撮影をしてもらいます。特に屋根などの場合は自分で撮影すると危険なので、業者に撮影してもらいましょう。

保険金申請書と事故状況説明書に必要事項を記入

保険会社から送られてきた保険金申請書と事故状況説明書に被害の状況を記入します。
もし記入する内容で不明な点があれば、遠慮なく保険会社に聞いてみましょう。

必要書類を保険会社に送付

保険金申請書と事故状況説明書、修理費用の見積書、そして被害状況を確認できる写真の4点を保険会社に送付します。

書類や現地調査で損害保険会社が審査を行う

申請後、保険会社から鑑定人が派遣され、家の被害状況の確認を行い補償額の決定をします。
現地調査では、契約者本人が立ち会うことが必要です。立ち会いの際に意見や考えを伝えることも可能です。(ここで申請が却下されることもあります。)
もらえる火災保険金の額は、契約中の火災保険の契約内容によって変わってきます。

申請内容が承認される

鑑定人による調査が完了後、問題がなければ保険会社より申請した内容が承認され、火災保険が適用されます。
保険金は後日、指定した口座に入金されます。
ただし、大きな災害の場合は入金まで時間がかかることもあります。
 

外壁塗装に火災保険を適用するための注意点

注意点

被害状況の写真がないと火災保険がおりないこともある

外壁塗装で火災保険を申請する際には、災害による被害状況をそのまま写真に残しておく必要があります。
自分で補修を行ってしまったり直してもらったりしたあとだと、被害状況の程度を確認できず、火災保険がおりない可能性があります。必ず、補修する前に破損個所の写真を撮っておきましょう。

火災保険の申請手続きは被保険者が行う

火災保険の申請自体は必ず被保険者(契約者)が行うという決まりがあります。
火災保険の申請代行は契約違反になるので、「火災保険の申請は弊社が行います」と火災保険の申請代行を申し出る業者には注意が必要です。中には施主の知識不足につけ込んで保険金をだまし取ろうとする業者もいます。
申請のサポートをもらうこと自体は問題ありませんので、信頼できる業者かどうかはしっかり見極めてください。

鑑定人による審査に通らなければ火災保険はもらえない

火災保険は条件を満たせば必ず出るわけではなく、保険鑑定人とよばれる調査員が自宅の状況をみて、申請内容と相違ないかどうかを確認した上で支給されます。
「写真だけならばれないだろう」と虚偽の火災保険申請を行っても、保険鑑定人の審査に引っかかって不受理となるので注意してください。
虚偽の火災保険申請は詐欺罪にあたるおそれがあるので、絶対に行わないようにしましょう。

申請が通っても満額がもらえるとは限らない

例えば、「100万円分の損害に対して火災保険を申請したけれど、鑑定人による調査の結果が30万円分しか損害が認められず、30万円しか保険がおりなかった」といった場合もよくあります。
火災保険の申請が通る前に、100万円の保険を受け取るつもりで工事の契約してしまうと、30万円しかもらえず工事代金が払えない、といったトラブルが起こります。
こうならないためにも、被害状況を適切に判断することのできる業者と契約することが大切です。
 

火災保険での外壁塗装詐欺に注意!

詐欺に注意
残念なことですが、火災保険での外壁塗装を詐欺手段として使っていたり、虚偽申請による保険金の不正受給を薦めてきたりする悪徳業者が一定数存在します。
そういったトラブルに巻き込まれないためには、どのような注意が必要でしょうか。

「無料で修理できます」と断言する業者には警戒する

火災保険の補償は損害状況や契約内容によりますので、「必ず」と一概に断言することはできません。もちろん保険金がおりて修理費用が無料になることはありますが、それは保険のプラン次第です。
ですので、契約内容をしらない第三者が「無料で工事できます」とは絶対に言えません。
「必ず無料で修理できます」と断言する業者は危険であると思ってよいでしょう。
このような業者は、高額な工事費を請求する可能性がありますので、十分に警戒しましょう。

「絶対に保険金が使えます」となどと言われてもすぐには契約せず、まずは加入している保険内容を確かめ、保険会社に連絡してみましょう。

工事の申込書は必ず全てに目を通す

工事の申込書や契約書には、詳細な内容が記載されていますのでしっかりと確認しましょう。
悪徳業者の場合、不審な記述があるケースがあります。
例えば「保険金が少なく工事ができなかった場合、違約金を払う」など、不利益な条件が記載されている場合は、その業者は信用できない可能性がありますので、すぐに契約しないようにしましょう。

保険金を一部業者に支払う契約は騙される

「保険金の30%を申請手数料として業者に支払う」といった契約があれば、ほぼ間違いなく悪徳業者と言えます。
保険金は、被害を受けた者が直接受け取るものであり、業者に一部を支払うような契約は優良業者では絶対にあり得ないことなのです。

虚偽申請は契約者も訴えられる

困った
悪質な塗装業者の場合、経年劣化によるものを自然災害と偽って火災保険を申請させようとするところが存在します。
虚偽申請は保険会社との契約違反になるため、絶対に避けましょう。
仮に虚偽申請した場合、保険契約の解除・保険金の返金を求められるだけではなく、最悪の場合、契約者ご自身も業者とともに詐欺の共謀者として訴えられる可能性があります。

悪徳業者は「こちらでうまく申請します」などと言葉巧みに誘導してきますが、これは詐欺行為であり、犯罪です。ご自身の身を守るためにも、虚偽の理由での申請を進められた場合は必ず断ってください。
 

外壁塗装で火災保険を利用する問題点

個人で申請を行うのが難しい

そもそも個人が自然災害による被害を見つけるのこと自体が難しい場合があります。被害が見える場所にあるなら分かりやすいのですが、屋根の上など高い位置にある損傷は、なかなか自分では確認できませんよね。
被害が確認できても、その被害原因について、保険会社に対して自然災害による損害だということを証明する必要があります。
知識のない人が、元々あったものや経年劣化によるものではなく、自然災害による被害だと証明し、書類を作成するというのはなかなかハードルが高いものです。
申請は個人で行わず、火災保険の申請をサポートしてくれる業者に頼むことをおすすめします。

支払いまでに時間がかかる

せっかく火災保険の保険金を利用して外壁塗装をしようと思い申請しても、支払われるまでに時間がかかってしまう場合があります。
法律では原則として、請求後30日以内に保険金の支払いを行うことと定められていますが、実際には鑑定人による現地確認が行われるなど、最長で3ヶ月程度かかるケースも少なくありません。
また、台風の直後など、その地域全体で自然災害の被害が出た場合、保険会社の人員も限られるため、調査自体も遅くなる可能性もあるでしょう。
 

まとめ

ポイント
今回は、外壁塗装で火災保険が使えるかについてお話しました。
外壁塗装には火災保険の保険金が利用できますが、利用できるのは自然災害による被害のみです。
地震による被害も保証するためには、別途地震保険を契約する必要があります。
また、被害を受けてから3年以内であり、保証金額が火災保険の免責金額よりも高い必要があります。
火災保険の種類によって補償内容が変わってきますので、自身の保険契約内容をしっかりと把握することが大事です。

火災保険での外壁塗装をうたって近づいてくる悪徳業者がいるので注意が必要です。
だまされないためには、契約内容をしっかりと確かめること、すぐに契約しないこと、甘い話に乗らないようすること、これらを守りましょう。
保険金を受け取るために虚偽申請をすると契約者も訴えられる可能性があるので、絶対にやめてください。

火災保険は手続きの手間などはありますが、きちんと条件を満たしていて申請すればとても助かるものです。
気になる方は信頼できる業者を探して、一度相談してみてください。
 

外壁塗装工事は浜松市の丸杉塗装におまかせください

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