外壁を緑でおしゃれに|ナチュラルにもモダンにも映える人気カラーの魅力
「緑(グリーン)」は、心地よい安心感と温もりを感じさせてくれる色です。
そんな緑色を外壁に取り入れることで、自然と調和しながら個性を感じるおしゃれな外観に仕上げることができます。
最近では、落ち着いた深緑やグレイッシュグリーンなど、上品でモダンなトーンが人気で、ナチュラルテイストの住宅はもちろん、モダンスタイルや北欧風デザインにもよく似合う万能カラーです。
この記事では、今注目の緑系外壁の印象・人気の色味・失敗しないコーディネート方法について詳しく紹介していきます。
目次
1-1 外壁の緑色の種類と特徴
2. 緑色の外壁のメリット
2-1 自然に馴染みやすい
2-2 個性的でおしゃれ
2-3 汚れが目立ちにくく、美観が長持ち
3. 緑色の外壁のデメリット
3-1 劣化に気付きにくい
3-2 周囲の景観との調和が必要
4-3 ③ 光の当たり方を意識する
6-1 ブラウン(ナチュラル・温かみ)
6-2 ブラック(引き締め効果・モダン)
6-4 ネイビー(上品・個性的)
7. まとめ
緑の外壁が与える印象とは?
「緑(グリーン)」と一言で言っても、その色彩は様々で、色のトーンによって印象が大きく変わります。
まず、外壁でよく使われる5種類の「緑色」をご紹介します。
① ライトグリーン
清潔感とやさしさを感じさせる明るい緑です。
やや黄みがかった柔らかいトーンで、自然光に映えます。
② オリーブグリーン
少し黄みがかった緑で、自然や木の色と調和しやすいカラーです。
木目やレンガなど、ナチュラル素材との相性は抜群です。
③ モスグリーン
苔のような深みのある緑で、落ち着きと重厚感が特徴です。
光の当たり方によって黒っぽく見えることもあり、上品で格調高い雰囲気があります。
④ ディープグリーン
黒に近い深緑で、重厚感と存在感のある色です。
スタイリッシュで高級感のある印象を与えます。
⑤ グレイッシュグリーン
グレーを少し混ぜた控えめな緑で、シックで上品な印象を与えます。
派手にならず、どんな環境にもなじみやすい万能カラーです。
外壁の緑色の種類と特徴
| ライトグリーン (明るめの緑) | 爽やかで軽やか 親しみやすい雰囲気 | ナチュラル・北欧風 カジュアルな住宅 |
|---|---|---|
| オリーブグリーン (黄み寄りの落ち着いた緑) | 自然で落ち着いた印象 温かみがある | 庭や植栽と調和する ナチュラルモダンな外観 |
| モスグリーン (やや暗めで落ち着きのある緑) | 上品で落ち着きがある 重厚感も演出できる | ヴィンテージ風 和モダン・シックな住宅 |
| ディープグリーン (深い緑、濃いトーン) | 高級感と重厚感がある 落ち着いた存在感 | モダンやシックな住宅 ツートン外壁のアクセントにも |
| グレイッシュグリーン (灰みがかった緑) | 落ち着きがある モダンで上品 | シンプルモダン 北欧風住宅 |
緑色の外壁のメリット
自然に馴染みやすい
緑は自然を連想させる色のため、庭木や植栽、周囲の自然環境とよく馴染みます。
ナチュラルで落ち着いた印象を演出でき、心地よい住環境を作れます。
特に、自然豊かな立地のお家や、自然が好きな方におすすめの外壁色です。
個性的でおしゃれ
緑外壁は住宅街ではまだ珍しい色なので、他の家と差別化しやすく、個性的な家にされたい方におすすめです。
個性的と言っても、緑は自然な色合いなので、派手すぎず落ち着いたトーンを選べば周囲から浮いて悪目立ちすることもありません。
また、配色の幅も広いため、白・ベージュ・グレー・ブラウンなど、様々な色と組み合わせることができ、ツートン外壁やアクセント使いにも適しています。
汚れが目立ちにくく、美観が長持ち
外壁の汚れには砂や土埃、黄砂などいろいろなものがあり、これらの汚れは黄土色や薄緑色といった中間色がほとんどです。
なので、同じ中間色である緑色のの外壁であれば、汚れが付着しても色が同化するので、汚れがあまり目立ちません。苔や藻であれば、さらに目立ちませんね。
また淡い緑色であれば、退色が緩やかなのでより長く美観を保つことができます。
緑色の外壁のデメリット
もちろん、緑色外壁はメリットばかりというわけではありません。
メリットとデメリット、その両面を知ってから判断しましょう。
劣化に気付きにくい
先ほどのメリットの裏返しになるのですが、汚れやコケなどが目立たないということは、劣化にも気づきにくいということです。
よく見たら苔や藻が大繁殖していた、なんてことがないように、定期的に清掃や点検を行いましょう。
周囲の景観との調和が必要
緑色の外壁はまだ珍しいため、あまりにも鮮やかな緑だと周辺住宅や景観に浮くことがあります。
くすみ系グリーンや淡い落ち着いたトーンを選ぶか、強い緑色を使いたい場合は、アクセント使いで取り入れるとよいでしょう。
緑外壁をおしゃれに見せるポイント
緑の外壁は自然に調和しやすい一方で、トーン(明るさ・濃さ)や配色次第では重く見えたり、地味に感じられたりすることもあります。
ここでは、緑外壁をおしゃれに見せるための4つのポイントを詳しく解説します。
① トーンを建物のデザインに合わせる
先述の通り、「緑(グリーン)」といっても、トーン(明るさ・濃さ) によって、「ライトグリーン」「オリーブグリーン」「モスグリーン」など、印象が大きく異なります。
建物のデザインのイメージと、それぞれ緑色のトーンが持つイメージを合わせることで、違和感のないおしゃれな雰囲気が生まれますよ。
建物と緑色のイメージトーン
ナチュラル・北欧風 → 明るいグリーン
モダン住宅 → 中間トーン
高級感・重厚感 → 濃いトーン
② アクセントカラーや素材を上手に使う
外壁を単色の緑だけで仕上げるよりも、アクセントカラーや素材を組み合わせると一気に洗練された印象になります。
白やベージュ、グレーなどの明るい色をサッシや破風板に入れたり、木目調の玄関ドアに組み合わせたりするのがおすすめです。
また、屋根や付帯部の色を同系または無彩色で統一すると、全体がまとまりまり、上品でバランスの良い印象に仕上がります。
③ 光の当たり方を意識する
緑系の外壁は、光によって見え方が大きく変わります。
晴天時には鮮やかに見える外壁も、曇天や夕方には落ち着いたトーンに見えます。
そのため、
日当たりが良い家 → 少し落ち着いたトーンを選ぶ
日陰や北向きなど暗くなりやすい家 → 明るめトーンを選ぶと軽やかな印象に
このように選ぶとよいでしょう。
④ 外構や植栽とのバランスを考える
緑外壁は植栽との調和がとても重要です。
芝生や庭木が多いお家であれば、外壁はグレイッシュグリーンやモスグリーンにすると落ち着きます。
反対に、植栽が少なめのスタイリッシュな外構のお家なら、明るいライトグリーンやオリーブグリーンを選ぶことで、彩りをプラスすることができます。
自然と人工物(外構)の色バランスを取ることで、建物全体が引き立ちます。
緑外壁と相性の良い色の組み合わせ
緑の外壁おしゃれ度を上げる方法として有効なのが、他の色と組み合わせることです。立体感や奥行きが出て、よりおしゃれな印象に仕上がりますよ。
ただし、緑は個性が強く出る傾向があるので、合わせる色は3色以内にした方がまとまります。
また、組み合わせる色も相性が良いものを選ばないと、浮いてしまうことがあります。
おすすめは、以下の組み合わせのツートンカラーです。
| 緑 × 白 | 明るく爽やかで清潔感のある印象 |
|---|---|
| 緑 × ベージュ/アイボリー | 柔らかくナチュラル、温かみのある外観に |
| 緑 × グレー | 落ち着いたトーンでモダンな雰囲気に |
| 緑 × ブラウン(木目調) | 自然素材と調和し、北欧・ナチュラルテイストに最適 |
【参考記事】
ツートン外壁については、こちらの記事でご紹介しています。
>>外壁塗装をツートンにしておしゃれに!失敗しない色の組み合わせと塗り分け方緑外壁に合う屋根色の選び方
屋根の色選びによっても、外観デザインの印象が大きく変わります。
緑外壁は自然と調和する色なので、屋根はトーンを合わせて全体の統一感を出すのがポイントです。
派手さを抑えながら、質感や素材感で差をつけるとよりおしゃれに仕上がります。
・ナチュラルに仕上げたいなら → ブラウン系
・モダンで引き締めたいなら → ブラック・グレー系
・明るく柔らかく見せたいなら → テラコッタ系
・個性的で上品にしたいなら → ネイビー系
ブラウン(ナチュラル・温かみ)
緑との相性がとても良く、自然の中に溶け込むような柔らかい雰囲気で、木目調やベージュとの組み合わせにもぴったりです。
ブラウンのトーンを外壁より少し濃くすると、安定感が生まれます。
おすすめの外壁色
オリーブグリーン、ライトグリーン
ブラック(引き締め効果・モダン)
最も万能で人気の高い組み合わせです。
緑の自然な印象を引き締め、モダンで高級感ある外観に仕上がります。
窓枠や雨樋なども黒で統一すると、全体がまとまりシックな印象になります。
おすすめの外壁色
モスグリーン、ディープグリーン、グレイッシュグリーン
レンガ色・テラコッタ(温もり・欧風スタイル)
ヨーロッパ風や南欧風の外観におすすめの色です。
緑と赤系の補色関係が映え、華やかで印象的な仕上がりになります。
屋根を主役にしたい場合はとても効果的で、さらに外構も暖色系でまとめれば統一感がアップします。
おすすめの外壁色
ライトグリーン、オリーブグリーン
ネイビー(上品・個性的)
緑×青の組み合わせは珍しいですが、深い色同士を合わせると上品にまとまります。
落ち着いたトーンでまとめれば、重くならず個性的な印象に。
玄関や窓枠に白を入れると、爽やかで抜け感のあるデザインになりますよ。
おすすめの外壁色
ライトグリーン、グレイッシュグリーン
まとめ
緑の外壁は、自然の中にも街中にも映える万能カラーです。
色味のトーンや組み合わせ方を工夫すれば、ナチュラルにもモダンにもアレンジ可能。
差し色、屋根色・付帯部との組み合わせを工夫することで、落ち着きと個性を兼ね備えたおしゃれな外観が完成します。
外壁の緑色は、トーンや彩度の違いで、
・爽やかで明るい印象 → ライトグリーン
・落ち着きやナチュラル感 → オリーブ・モスグリーン
・高級感・シックさ → ディープグリーン・グレイッシュグリーン
として選ぶと、住宅のスタイルや周囲の景観に合わせやすくなります。
緑外壁をおしゃれに見せるには、
・明るさ・トーンのバランスを取る
・差し色や素材をうまく使う
・屋根や外構との統一感を意識する
この3点を意識するだけで、落ち着きがありながらも印象的な外観に仕上がります。
緑の外壁で自然と調和する、おしゃれで長く愛せる住宅デザインを実現させましょう。
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