外壁塗装の色選びのポイント(実践編)
おすすめの色や組み合わせを教えます
こちらの記事では、外壁塗装の色選びを失敗・後悔しないためのコツをお伝えしました。
今回は実践編ということで、色選びの具体的な進め方やおすすめカラーを、実際の施工例も一緒にご紹介をしていこうと思います。
目次
3-1 外壁色:ホワイト系
1-2 外壁色:ブラウン系
1-3 外壁色:クリーム系
1-4 外壁色:グレー系
1-5 外壁色:ベージュ系
1-6 外壁色:ブラック系
1-7 外壁色:イエロー系
1-8 外壁色:グリーン系
1-9 外壁色:ブルー系
3. 周りとの調和を考える
3-1 緑にあう配色
4. デザイン性の高い外壁塗装
4-1 ツートンカラー塗装
4-2 多彩仕上げ塗装
4-3 天然石調塗装
4-4 デザイン塗装
5. 色と色の組み合わせ
5-1 配色と面積比
6. 付帯部のおすすめ色
6-1 軒天は白か薄めの色にする
6-3 庇は屋根と同じ色にする
6-4 破風板、鼻隠しは屋根に合わせる
7. まとめ
施工事例を参考に、イメージを膨らませましょう
実際の施工事例を見ると、イメージがしやすくなります。
いろいろな施工例を見て、ご自身のイメージに近いもの見つけてみてください。
外壁色:ホワイト系
【施工事例】
>>浜松市浜名区/シリコン塗料で外壁塗装/A様邸外壁色:ブラウン系
【施工事例】
>>浜松市中央区/無機塗料で外壁塗装/S様邸外壁色:クリーム系
外壁色:グレー系
外壁色:ベージュ系
【施工事例】
>>浜松市中央区/無機塗料で外壁塗装/H様邸外壁色:ブラック系
【施工事例】
>>浜松市浜名区/無機塗料で外壁塗装・屋根塗装/A様邸外壁色:イエロー系
外壁色:グリーン系
【施工事例】
>>浜松市浜名区/無機塗料で外壁塗装・屋根塗装/H様邸外壁色:ブルー系
2024年の外壁トレンドカラー
2024年の外壁トレンドカラーは、ズバリ以下のような色です。
ベージュ
温かみがあり、周囲の景観に自然と溶け込む色。
グレー
シンプルでモダンな印象を与える万能色。
アースカラー(自然物や大地、植物などをイメージした色 )
自然の風景に馴染む落ち着いた色合い。
ダークトーン
高級感と重厚感を演出する色。
自然素材を意識した落ち着いた色が主流となっています。
これらの色は、どのような住宅スタイルにもマッチしやすく、長期間飽きがこないのが特徴です。
特にアースカラーは、自然との調和を意識したデザインが求められる現代において人気が高まっています。
周りとの調和を考える
お好みのイメージが固まったら、家の周りを散歩しながら地域の家を見て回ってみましょう。
周囲の家の色と同調させるのか、目立ったせるのかなどを考えてみてください。
また、ご自宅の屋根の色がどのくらいみえるのかもチェックしておく必要があります。
屋根の色味が良く見える場合は、屋根と外壁との色のバランスも考えなければなりません。
そして、周りの環境も重要なポイントです。
自然の中にある建物と住宅地にある建物、商業地にある建物では、それぞれ似合う色が異なります。
自宅周辺の雰囲気を考慮して色選ぶことも大事なのです。
市区町村によっては、街の景観を損なわないために外壁などの色を決まりに沿ったものしか使用できない「景観ガイドライン」が定められていますので、お住まいの地域に景観ガイドラインがあるかどうかも確認しておきましょう。
緑にあう配色
自然との調和が人気を集め、最近では植樹やガーデニングを楽しまれる方が増えています。
そこで、緑に合う色というポイントで色選びをする人も多くいます。
実は戸建においては緑に合わない色味はほとんどありません。
真っ白でもアイボリーでも茶色、赤でも合います。
それでは何を選んでもいいのかというと、家を「緑になじませるか」「緑から引き立たせるか」によって色の選択が変わってきます。
緑になじませるのであれば自然界に多く存在するイエローベースの色味(ページュなど)を選び、また、家を引き立たせたい場合は自然界にないモダンな青みの強い色(真っ白など)を選択すると良いでしょう。
デザイン性の高い外壁塗装
外壁は1色だけで塗る以外にも、様々な塗装方法があります。
普通の塗装では物足りない! もっとおしゃれにしたい! という方はワンランク上の塗装に挑戦してみてください。
ツートンカラー塗装
外壁を2、3色の色で塗り分けることで、印象を華やかにすることができる塗装です。
外壁の上下で色を分けたり、セパレーションカラーを用いたりすることでお家の印象ががらりと変わり効果的です。また、縦に色を分けるツートンカラーを取り入れるとスタイリッシュな印象を与えることもできます。
外壁の色を2色で塗り分ける際は、6:4~7:3程度の割合で塗り分けるのがおすすめです。
多彩仕上げ塗装
多彩仕上げ工法とは、多彩模様塗料を使って塗装をおこなう工法で、上品な仕上がりを演出できるデザイン性の高い塗装です。
多彩模様は、2色以上のカラーフレークや着色されたゲルが配合された塗料のことで、天然石のような風合いに仕上げることが可能です。塗装後に手で触っても本物のような質感があり、立体感のあるおしゃれな外壁に仕上がります。
サイディング外壁だけではなく、モルタル壁やコンクリート壁、内装など広い範囲で施工することができます。
天然石調塗装
天然石調塗装とは、その名の通り、天然石のような質感や見た目を再現するために開発された塗料を使った塗装です。多彩な塗膜のチップを配合することで天然石を思わせる美しい風合いを出すことができます。
まるで本物の石材を貼り付けたような、高級感あふれる仕上がりを実現できる点が大きな魅力です。
圧倒的な高級感を求める方におススメの方法です。
組み合わせ次第では、シンプル派もこだわり派の方にも納得のいく仕上がりになるでしょう。
また、全面に使用せず一部に多彩模様塗料を用いるだけでも、高級感や立体感のある仕上がりが可能です。
デザイン塗装
デザイン塗装とは、一般塗装とは全く異なった斬新なデザインと特殊なアート技法です。
スタイリッシュで人目を引くお家に仕上げる塗装で、近隣のお家と差別化を図られたい方におすすめです。
デザイン塗装の種類は様々で、図案を表現したグラフィック塗装やレトロな味わいを表現するエイジング塗装、グラデーションで壁にオシャレな表情をつけるムラ塗装など多彩です。
デザイン塗装を広範囲に行うにはなかなか勇気がいりますので、バルコニーや窓回りなどをワンポイントで塗装を行うのも良いですよ。
色と色の組み合わせ
配色と面積比
一般的に配色を決める時 は、「3色」を基本にします。
ベースカラー(基本):70% 、アソートカラー(調和):25% 、アクセントカラー(変化):5%
この法則にのっとって配色すると、全体的にまとまりのあるデザインになります。
これを外壁塗装で考えると、以下のように当てはまります。
・ベースカラー(全体の70%):外壁の色
・アソートカラー(全体の25%): 屋根や塗り分けする場合の外壁の色
・アクセントカラー(全体の5%):車庫やテラス、ドアの色
ツートンカラーの組み合わせと塗り分け方
ツートンカラー(バイカラー)は、縦に色を塗り分けるとクールでスタイリッシュな、横に色を塗り分けると落ちついた穏やかな印象になります。
垂直に色を塗り分ける
1階と2階で色を塗り分ける
一番ポピュラーな塗り分けパターンで、全体的なバランスが取りやすく、オシャレな印象に仕上がります。
1階と2階での塗り分けでは、1階を濃い色にすると安定感があり2階を広く見せる効果があります。
逆に2階を濃い色にすると、存在感がありスタイリッシュな印象になりやすいです。
垂直に色を塗り分ける
垂直に塗り分けるとスマートな印象になります。
縦のラインが強調され、シュっとした印象で高さを意識させる仕上がりになることが特徴です
左右で塗り分けるだけでなく、中央部分だけに濃い色を入れるという塗り分け方も人気があります。
この時、窓や玄関、屋根などの位置を意識して塗り分けると、よりスマートな印象になります。
凹凸部分で色を塗り分ける
ベランダやバルコニー、玄関をはじめとする、凹凸部分で塗り分けるパターンもおすすめです。
立体感がある仕上がりになり、センスのあるモダンな印象をあたえてくれるのが魅力です。
凹凸を活かした塗り分けをすると、家がより立体的に見え、存在感を強調できることも特徴です。
付帯部のおすすめ色
外壁、屋根以外の部分である軒天、破風板、鼻隠し、庇などを付帯部といいます。
付帯部分は、外壁や屋根と比べるとあまり重視されないことが多いのですが、付帯部の塗装も家の統一感や調和に大きな影響を与えるので、以下のポイントを押さえましょう。
軒天は白か薄めの色にする
他の所との兼ね合いにもよりますが、基本的に軒天は白か、外壁よりも薄い色がおすすめです。
というのも、上から太陽の光があたるので、軒天は基本的に影になってしまい、他の所より少し暗く見えてしまうからです。
そもそも外壁自体が薄めの色が良いので、それよりも薄い色が良いでしょう。重い印象にならず、立体感を出しやすくなります。
屋根が黒、軒天、破風板、鼻隠しと全て真っ黒にする方がいらっしゃいますが、そうすると、屋根が全部黒く見えて立体感なく見えます。もちろん好みはそれぞれですので、立体感よりも好みの配色を重視される場合はそれでも全く問題ありません。
雨樋はサッシか外壁と、雨戸はサッシと同じ色にする
雨樋をアクセントに使う方もいらっしゃいますが、基本的には同系色で溶け込ませたりするのが無難かと思います。
ただ、白に塗ってしまうと、劣化や汚れが目立ってしまうので注意が必要です。
雨戸は窓などのサッシと同じような色合いにすると、統一感が出ますよ。
庇は屋根と同じ色にする
庇は端から見ると屋根みたいなものなので、屋根と色をそろえると統一感がでます。
または、サッシの色に合わせてもよいでしょう。
破風板、鼻隠しは屋根に合わせる
破風板、鼻隠しに関しては、屋根の色に合わせる場合が多いです。屋根に合わせることで立体感を出すことが出来ます。
あえて、外壁とも屋根とも違う色を入れてアクセントカラーにする場合もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。色選びの具体的な進め方やおすすめカラーをご紹介しました。
ご自宅の塗り替えのイメージは浮かんだでしょうか?
2024年の外壁トレンドカラーは自然素材を意識した落ち着いた色が主流となっていました。
自然や周りと調和する意識が高まっています。
色選びでは自身の好みと、街全体や近所の家との調和が重要です。
ワンランク上のデザイン性の高い塗装方法もいくつかご紹介しました。
また、配色は「3色」を基本にして、ベースカラー(基本):70% 、アソートカラー(調和):25% 、アクセントカラー(変化):5%に分けると、全体的にまとまりのあるデザインになります。
付帯部分の塗装も全体に大きな影響を与えるので配色のバランスを考える必要があります。
色を選ぶうえで大切なことは自分がどのようにしたいかイメージを膨らませることです。
最後まで妥協せずに決めていき納得のいく外壁塗装にしてくださいね。
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