外壁塗装中は空き巣にご用心!
外壁塗装期間は空き巣に狙われやすい

「外壁塗装工事中は空き巣被害が起きやすい」と言われているのをご存じでしょうか?
実は、外壁塗装工事中の家は、工事を行っていない家と比べると、空き巣が入りやすい環境になっているのです。
これだけ聞くと、とても不安に思われるでしょう。
しかし、外壁塗装をしたら誰でも空き巣に狙われるわけではありません。
防犯対策のポイントを押さえることで、空き巣が侵入しにくい環境を作り出すことは可能なのです。
今回は、
なぜ外壁塗装工事中に空き巣被害が起こりやすいのか?
どうしたら被害を未然に防ぐことができるのか?
など、外壁塗装時の防犯対策についてご紹介します。
目次
1-1 理由1:足場が侵入経路に使われる
1-3 理由3:人の出入りに紛れられる
2-1 ①窓は必ず施錠する
2-2 ②カーテンを閉める
2-3 ③センサーライトを活用する
2-5 ⑤不審者に注意する
3-3 作業員を家の中に入れない
3-4 あいさつをする
4. 日頃からの空き巣対策
4-1 窓の対策
4-2 玄関ドアや勝手口ドアの対策
4-3 敷地内の対策
6-1 外壁塗装中は空き巣被害のリスクがどのくらい上がるの?
7. まとめ
外壁塗装中が空き巣に狙われやすい3つの理由
外壁塗装中は家が普段と違う状況になっています。これが空き巣にとって好都合な状況になってしまっています。
「空き巣の侵入経路の確保」
「侵入のしやすさ」
「目立ちにくさ」
外壁塗装中はこれらの条件を満たしているため、空き巣に狙われやすくなってしまうのです。
理由1:足場が侵入経路に使われる

外壁塗装工事では、まず建物の周囲に塗装作業用の足場を組みます。この足場は、実は誰でも簡単に登ることができてしまいます。
そのため、外壁塗装期間は、足場を使って空き巣が不法侵入してくるケースが多いのです。
足場があることで、家の2階部分や裏側など、普段入れない場所へ簡単に侵入できるようになってしまいます。さらに、エアコンの室外機や倉庫、雨樋なども組み合わせて侵入される可能性もあります。
日頃、2階のベランダやトイレなどは施錠していないという方もいるのではないでしょうか。その隙を空き巣は狙っています。
足場は工事の始まりから終わりまで約3週間、天候などによってはもっと長い期間、空き巣にあいやすい状態が続きます。
長い間足場があると、空き巣の下見から侵入までリスクが高くなってしまうため、空き巣被害にあわないためには、対策をしっかりおこなっていく必要があるのです。
足場が設置されたら、まず、侵入されそうな経路がないか確認しておきましょう。
理由2:養生幕で人がいても目立たなくなる

通常、外壁塗装時に足場を組んだ後は足場の周りに養生幕の設置も行われます。
養生幕は外壁塗装時に建物を守り、塗料で周囲を汚したり傷つけたりしないようする保護の役割を果たしています。そのため外壁塗装工事には欠かせないものなのですが、この養生幕の設置を行った結果、外からの家の中や家全体が見えづらくなってしまうのです。
養生幕が家を覆っている状態だと足場に人がいてもわかりにくいため、外壁塗装時は普段よりも不審者の侵入が気づかれにくくなります。
外壁塗装中は、足場と養生によって空き巣は人に見つからずに侵入しやすくなってしまうのです。
理由3:人の出入りに紛れられる

外壁塗装時には様々な業者や作業員が出入りします。そのため、見慣れない人間が出入りしていてもあまり気にならないので、空き巣が比較的簡単に入り込みやすくなってしまいます。
工事現場での足場の設置や撤去は、基本的に暗くなる前の日中におこなわれます。ですので、日没後に人影が見えた場合、業者である可能性は低いです。
暗くなってから怪しい人影を見たら、ためらわずに警察に連絡するなどしてください。
空き巣の侵入を防止する5つの方法
①窓は必ず施錠する

防犯対策で特に重要なのが、窓は必ず施錠することです。
先ほども述べましたが、外壁塗装工事中は不審者が足場を使って2階から侵入してくることがあります。ですので、2階や3階の施錠を怠ってしまう方は多いと思いますが、工事期間中はしっかり施錠することが大切です。
普段使用しない部屋は常時施錠し、外出する際は小さくてもトイレの窓までしっかり施錠する癖をつけましょう。
戸締りをしっかりすることで、空き巣が侵入する難易度が上がるので狙われにくくなります。
必ず全ての窓の施錠をして、窓からの侵入を防ぎましょう。
窓の施錠だけで不安な場合、サッシなどに窓が開かないようにする補助錠を取り付けるのもおすすめです。
補助錠があると空き巣が侵入するのに2倍の労力と時間がかかるため、狙われにくくなると言われています。
また、防犯フィルムも効果的です。防犯フィルムを貼った窓ガラスは、ハンマーなどで叩いても厚いフィルムがガラスを保持し簡単に割ることができないため、外部からの侵入を防ぐことができます。
②カーテンを閉める

カーテンが空いていると室内が覗きやすく、空き巣に入られるリスクが上がります。
そのため、外壁塗装工事中は昼夜時間を問わずにカーテンを閉めることをおすすめします。
また室内が見えることで、住人の在宅時間や家族構成などを知られてしまう可能性もあります。家族を守るためにも工事中はカーテンを閉めておくとよいでしょう。
外で作業している作業員と目が合ってしまい、おたがい気まずくなる、なんてことも防げますよ。
③センサーライトを活用する

センサーライトの活用は、防犯対策に非常に役立ちます。
センサーライトは人の動きに反応し、ライトが自動で点灯するものです。住居の門扉のそばを通った時に、突然ライトがつき驚いたことがある人も多いでしょう。
光は侵入者が最も嫌がるものの一つです。侵入されやすい場所や死角に設置しておくことで、侵入者が嫌がる環境を整えることができます。
自宅の電源を使用する必要があるので設置場所は限られますが、日当たりが良い場所であれば、電源不要のソーラー充電式のものを採用すればどこでも設置が可能です。
屋外用センサーライトはホームセンターなどで簡単に手に入り、価格の安い機種もありますので積極的に活用してみてください。
センサーライトは防犯だけでなく、帰宅時に足元を照らしてくれますので実用性も高くおすすめです。
④防犯カメラや音の出るものを設置する

防犯カメラを設置しておくことも、有効な防犯対策です。
防犯カメラで撮影されていることが分かっている状態で、わざわざ犯罪を起こす犯罪者はほぼいません。空き巣が侵入をためらうだけでなく、万が一何か問題が起こってもカメラを見れば犯人を探しやすくなります。
防犯効果を高めるためには、出入りしやすい出口や死角になりやすい場所に設置するとよいでしょう。
また、空き巣は音も嫌います。
例えば玉砂利は、不審者の存在を知らせてくれる便利なアイテムのひとつです。足場への道や侵入しやすい場所に敷き詰めておけば、不審者が踏んだときに玉砂利の独特の音が鳴るため、この音を嫌った犯罪者を遠ざけることができるのです。
防犯アイテムの中には見た目がおしゃれなものもあり、普段から取り入れやすいこともポイントです。敷き詰める面積にもよりますが、玉砂利であれば比較的お手頃な価格でホームセンターで手軽に購入できるので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
⑤不審者に注意する

塗装工事期間は、不審者に注意することを心がけます。
普段見かけない車や人が自宅周辺で急に見かけるようになった場合など、怪しいなと思ったら、迷わず警察に連絡してください。
また、万が一のことを想定し、足場センサーや防犯カメラの確認、窓やドアの施錠を徹底することが大切です。
外壁塗装で施工業者とともに行う防犯対策
外壁塗装業者には防犯対策に関する明確なルールがあるわけではありませんが、多くの業者が「工事中にトラブルを起こしたくない」という思いを共有しています。そのため、防犯への協力をお願いすれば、前向きに対応してくれるケースがほとんどです。
施工業者としっかり連携を取りながら、防犯面でも安心できる環境づくりを進めていきましょう。
信頼できる業者であれば、工事だけでなく暮らしの安全面でも心強いパートナーになってくれるはずです。
事前に業者から工程表をもらっておく
事前に業者から工程表をもらっておくことも大切です。
工程表は工事期間中の計画を記したもので、どのタイミングで足場が設置されるか、養生が張られるかなどの情報を事前に把握できます。作業のない日が分かっていれば、不審者にいち早く気づくことができます。
工程表をもらい、用事の調整や戸締まりに気を付ける期間をしっかり認識しておきましょう。
しかし、塗装工事は天候に左右されやすく工期にずれが発生する場合も多く、工程表通りにいかないことがあるため、工程表とは別に毎日工事の進捗状況を報告してもらうようにするとよいでしょう。
足場へ立ち入れないようにしてもらう

不審者が、足場へ立ち入らないようにする対策が必要です。
「足場の入口の階段に鍵をつけて入れないようにする」「センサーを付ける」などの方法があります。
足場の入り口に扉や鍵をつけるには、費用が発生する場合がありますので、どのような対応ができるのか業者に相談してみてください。
対応は業者によって異なりますが、優良業者であればお客様の不安をそのままにすることはありません。懸念材料や不安については、ぜひ打ち合わせの際にはっきりさせておくとよいでしょう。
浜松市のマルスギでは、お客様の気持ちを第一に対応させていただきますので、防犯対策についてもお気軽にご相談ください。
作業員を家の中に入れない
打ち合わせなど必要な場合を除き、作業員が家の中に立ち入らないよう、あらかじめ施工業者と取り決めておくと安心です。
「家の中に入った後に物がなくなった」などのトラブルが発生すると、施主側も業者側も気まずい思いをしてしまいます。
こうしたリスクを避けるためにも、事前に希望をしっかり伝えておくことが、スムーズで気持ちの良い工事につながります。
あいさつをする
あいさつは、防犯対策として非常に効果的な行動です。
外壁塗装工事中に業者とこまめにあいさつを交わしておくことで、自然と顔なじみになり、見慣れない人物に気付きやすくなります。
また、地域内であいさつが活発に交わされていると、空き巣などの不審者にとっては「顔を覚えられるリスクが高い場所」となり、近寄りにくい環境となります。
業者だけでなく、ご近所の方とも積極的にあいさつを交わすことで、地域全体の防犯意識が高まり、安心できる街づくりにもつながります。
日頃からの空き巣対策

外壁塗装工事中は空き巣のリスクが高まる傾向がありますが、通常の生活でも被害の可能性が完全になくなるわけではありません。
そのため、日頃から以下のような防犯対策を講じておくことが大切です。
確かに費用がかかる場合もありますが、防犯効果は非常に高く、安心して暮らすための有効な手段となります。
ご家庭の安全を守るためにも、導入を前向きに検討してみてください。
窓の対策
● 防犯ガラスに替える 防犯フィルムを貼る
● サッシ部分は補助錠(2つ目の鍵)を取り付ける
● 音が出るセンサーアラームを取り付ける
● 面格子の窓はネジを六角ネジに交換し、面格子が簡単に取りはずせないようにする
● 外出するときは必ず鍵を閉める
玄関ドアや勝手口ドアの対策
● 破壊されにくい材質のものにする
● 鍵を2つつける(補助錠または同じ鍵)
● バールなどでこじ開けられないようガードプレートなどを付ける
● サムターン防止用のカバーを付ける
● ドアチェーンやドアスコープを取り付ける
● 鍵をピッキングに強いディンプルキーなどにする
敷地内の対策
● 玉砂利を敷いて人が侵入したら音が出るようにする
● センサーライトや防犯カメラの設置をする
● 2階への足場(物置や室外機)は最低限の数にする
● 雨樋からベランダに入れないように工作物を設置する
● 犬を飼う
● 植木を低くする
なによりも外出時の戸締りはしっかりとする

せっかく様々な対策をしても、戸締りを忘れてしまったら全く意味がありませんよね。
先に述べているように、外壁塗装工事中は足場あるため2階からも容易に侵入することができます。普段使わない部屋は常に鍵をかけておくようにし、外出する際は2階も含めたすべての窓の戸締りを確認するようにしましょう。
ちょっとの外出だから、職人さんがいるから、と油断して万が一被害にあってしまってはあとの祭りです。
工事業者は責任を取ることはできませんし、職人さんを疑ってしまうなど、別のトラブルのもとにもなりかねません。
外出時の戸締りは徹底しましょう。
外壁塗装と空き巣対策に関するよくある質問

外壁塗装中は空き巣被害のリスクがどのくらい上がるの?
外壁塗装中は空き巣被害のリスクが高まり、通常の約2〜3倍に増えるというデータがあります。特に、工事の始まりと終わりのタイミングは狙われやすく、注意が必要です。
工事中は外からの視線が遮られたり、足場が設置されたりと、空き巣にとって都合のよい状況が整いやすくなります。そのため、今回ご紹介したような防犯対策をしっかり行い、常に警戒を怠らないことが重要です。
家族全員で防犯意識を共有し、工事業者ともこまめに連絡を取り合いましょう。
不審な点があればすぐに確認・対応できるようにしておくことで、被害のリスクを最小限に抑えることができます。
業者に空き巣対策を相談してもいいの?
信頼できる工事業者であれば、空き巣対策について相談するのはまったく問題ありません。むしろ、しっかり話し合って協力体制を築くことが、防犯面でも安心につながります。
ただし、注意点として、貴重品の保管場所やセキュリティの詳細など、過度な情報は伝えないようにしましょう。防犯のためには、情報の取扱いにも慎重になることが大切です。
相談の際には、以下のような内容を確認しておくと安心です。
・ 工事中の戸締まりや施錠の管理方法
・ 万が一不審者を見かけた場合の連絡ルール
・ 防犯カメラがある場合、その位置や管理体制の確認
・ 作業員の身元確認(名札や身分証明書の提示)
・ 工事用機材の保管方法と管理状況
業者との事前の打ち合わせで防犯対策について意識を共有しておくことで、トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。施主と業者が協力して、安全で安心な工事環境を整えていきましょう。
外壁塗装後の防犯対策はどんなことに注意すべき?
外壁塗装が終わった後は、家の外観がきれいに一新される反面、「新築のように見える家」として空き巣に狙われやすくなることがあります。そのため、工事完了後こそ防犯への意識を高める必要があります。
特に注意したいのが、足場の痕跡や設置跡が残っていないかの確認です。万が一、空き巣がそれを手がかりに侵入経路を見出すようなことがあれば、大きなリスクにつながります。
防犯面の見直しポイントとしては以下のような項目が挙げられます。
・ 外灯の配置や照度の確認:暗がりができないよう照明の見直しを。
・ 植栽の整理:背の高い植木や茂みが目隠しにならないよう剪定する。
・ 防犯カメラの設置状況:新しい外観にあわせて死角がないか再チェック。
・ 窓や玄関の施錠確認:塗装時に一時的に外した鍵や補助錠の再点検を。
外壁塗装後は、外観に目を奪われがちですが、「防犯体制を見直すタイミング」としても非常に良い機会です。必要に応じて、防犯の専門家に相談して、安全性の高い住まいを目指しましょう。
まとめ

外壁塗装工事中は、様々な条件が重なって空き巣被害を受けやすいことがお分かりになったかと思います。
もちろん、外壁塗装中に全ての家が空き巣被害に遭うわけではありません。
空き巣は侵入しやすい家を選んで犯行に及びます。防犯対策のポイントを押さえることで、空き巣が侵入しにくい環境を作り出すことが可能なのです。
侵入経路、侵入しやすさ、部外者の目立ちにくさ。
これらの弱点を防犯対策によって補うことでセキュリティを向上していいきましょう。
工事中は空き巣に狙われやすいですが、防犯対策をしっかりおこなえば被害に遭いづらい家にすることができます。今回ご紹介した防犯対策をぜひ参考にしてみてください。
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