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外壁塗装中は空き巣にご用心!

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外壁塗装期間は空き巣に狙われやすい

「外壁塗装工事中は空き巣被害が起きやすい」と言われているのをご存じでしょうか?
実は、外壁塗装工事中の家は、工事を行っていない家と比べると、空き巣が入りやすい環境になっているのです。

これだけ聞くと、とても不安に思われるでしょう。
しかし、外壁塗装をしたら誰でも空き巣に狙われるわけではありません。
防犯対策のポイントを押さえることで、空き巣が侵入しにくい環境を作り出すことは可能なのです。

今回は、
 なぜ外壁塗装工事中に空き巣被害が起こりやすいのか?
 どうしたら被害を未然に防ぐことができるのか?
など、外壁塗装時の防犯対策についてご紹介します。
防犯対策のポイントを押さえて安全な外壁塗装を考えていきましょう。
 

外壁塗装中はなぜ空き巣に狙われやすいの?

外壁塗装中は家が普段と違う状況になっています。これが空き巣にとって好都合な状況になってしまっています。

 「空き巣の侵入経路の確保」
 「侵入のしやすさ」
 「目立ちにくさ」

外壁塗装中はこれらの条件を満たしているため、空き巣に狙われやすくなってしまうのです。

足場が侵入経路に

足場
外壁塗装工事では、まず建物の周囲に塗装作業用の足場を組みます。この足場は、実は誰でも簡単に登ることができてしまうのです。
そのため、外壁塗装期間は、足場を使って空き巣が不法侵入してくるケースが多いのです。

足場があることで、家の2階部分や裏側など、普段入れない場所へ簡単に侵入できるようになってしまいます。さらに、エアコンの室外機や倉庫、雨樋なども組み合わせて侵入される可能性もあります。
日頃、2階のベランダやトイレなどは施錠していないという方もいるのではないでしょうか。その隙を空き巣は狙っています。

足場は工事の始まりから終わりまで約3週間、天候などによってはもっと長い期間、空き巣にあいやすい状態が続きます。長い間足場があると、空き巣の下見から侵入までリスクが高くなってしまうため、空き巣被害にあわないためには、対策をしっかりおこなっていく必要があるのです。

足場が設置されたら、まず、侵入されそうな経路がないか確認しておきましょう。

養生で目立たなくなる

養生
外壁塗装時に足場を組んだ後は養生幕の設置も行われます。
養生幕は外壁塗装時に建物を守り、塗料で周囲を汚したり傷つけたりしないようする保護の役割を果たしています。そのため外壁塗装工事には欠かせないものなのですが、この養生幕の設置を行った結果、外からの家の中や家全体が見えづらくなってしまうのです。養生幕が家を覆っている状態だと足場に人がいてもわかりにくいため、外壁塗装時は普段よりも不審者の侵入が気づかれにくくなります。
外壁塗装中は、足場と養生によって空き巣は人に見つからずに侵入しやすくなってしまうのです。

人の出入りに紛れられる

工事中の人
外壁塗装時には様々な業者や作業員が出入りします。そのため、見慣れない人間が出入りしていてもあまり気にならないので、空き巣が比較的簡単に入り込みやすくなってしまいます。

工事現場での足場の設置や撤去は、基本的に暗くなる前の日中におこなわれます。ですので、日没後に人影が見えた場合、業者である可能性は低いです。
暗くなってから怪しい人影を見たら、ためらわずに警察に連絡するなどしてください。
 

空き巣の侵入を防止する方法は?

窓は必ず施錠する

施錠
防犯対策で特に重要なのが、窓は必ず施錠することです。
先ほども述べましたが、外壁塗装工事中は不審者が足場を使って2階から侵入してくることがあります。ですので、2階や3階の施錠を怠ってしまう方は多いと思いますが、工事期間中はしっかり施錠することが大切です。普段使用しない部屋は常時施錠し、外出する際は小さくてもトイレの窓までしっかり施錠する癖をつけましょう。
戸締りをしっかりしていると、空き巣が侵入する難易度が上がるので狙われにくくなります。
必ず全ての窓の施錠をすることで窓からの侵入を防げます。

窓の施錠だけで不安な場合、サッシなどに窓が開かないようにする補助錠を取り付けるのもおすすめです。
補助錠があると空き巣が侵入するのに2倍の労力と時間がかかるため、狙われにくくなります。
また、防犯フィルムも効果的です。防犯フィルムを貼った窓ガラスは、ハンマーなどで叩いても厚いフィルムがガラスを保持し、外部からの侵入を防ぐことができます。

カーテンを閉める

カーテン
カーテンが空いていると室内が覗きやすく、空き巣に入られるリスクが上がります。
ですので、外壁塗装工事中は昼夜時間を問わずにカーテンを閉めることをおすすめします。
住人の在宅時間や家族構成などを知られてしまう可能性もあるので、家族を守るためにも工事中はカーテンを閉めておくとよいでしょう。
外で作業している作業員と目が合って、おたがい気まずくなることも防げますよ。

センサーライトを活用する

センサーライト
センサーライトの活用は、防犯対策によく役立ちます。
センサーライトは人の動きに反応し、ライトが自動で点灯するものです。住居の門扉のそばを通った時に、突然ライトがつき驚いたことがある人も多いでしょう。
光は侵入者が最も嫌がるものの一つです。侵入されやすい場所や死角に設置しておくことで、侵入者が嫌がる環境を整えることができます。
自宅の電源を使用する必要があるので設置場所は限られますが、屋外用センサーライトはホームセンターなどで簡単に手に入り、価格の安い機種もありますので積極的に活用してみてください。日当たりが良い場所であれば、電源不要のソーラー充電式のものも設置可能です。
センサーライトは防犯だけでなく、帰宅時に足元を照らしてくれますので実用性も高くおすすめですよ。

防犯カメラや音の出るものを設置する

防犯カメラ
防犯カメラを設置しておくことも、有効な防犯対策です。
防犯カメラで撮影されていることが分かっている状態で、わざわざ犯罪を起こす犯罪者はほぼいません。
空き巣が侵入をためらうだけでなく、万が一何か問題が起こってもカメラを見れば犯人を探しやすくなります。
防犯効果を高めるためには、出入りしやすい出口や死角になりやすい場所に設置するとよいでしょう。

また、空き巣は音も嫌います。
玉砂利は、不審者の存在を知らせてくれる便利なアイテムです。足場への道や侵入しやすい場所に敷き詰めておけば、不審者が踏んだときに玉砂利の独特の音が鳴ります。この音によって犯罪者を遠ざけることができるのです。
防犯アイテムの中では見た目がおしゃれなので、普段から取り入れやすいこともポイントです。敷き詰める面積にもよりますが、比較的お手頃な価格でホームセンターで手軽に購入できるので、導入を検討してみてください。

不審者に注意する

不審者
塗装工事期間は、不審者に注意することを心がけます。普段見かけない車や人が自宅周辺で急に見かけるようになった場合など、怪しいなと思ったら、迷わず警察に連絡してください。
また、万が一のことを想定し、足場センサーや防犯カメラの確認、窓やドアの施錠を徹底することが大切です。
 

外壁塗装で施工業者とともに行う防犯対策

外壁塗装業者の防犯対策への対応は決まっているわけではありません。
とはいえ、塗装工事中に犯罪が起きてほしくないのは業者も同じですので、積極的に協力してくれるでしょう。
業者と連携が取れれば、心強い味方になってくれます。
工事を行う業者とともに、防犯に取り組んでいきましょう。

事前に業者から工程表をもらっておく

事前に業者から工程表をもらっておくことも大切です。
工程表は工事期間中の計画を記したもので、どのタイミングで足場が設置されるか、養生が張られるかなどの情報を事前に把握できます。作業のない日が分かっていれば、不審者にいち早く気づくことができます。
工程表をもらい、用事の調整や戸締まりに気を付ける期間をしっかり認識しておくとよいです。

しかし、塗装工事は天候に左右されやすく工期にずれが発生する場合も多く、工程表通りにいかないことがあるため、工程表とは別に毎日工事の進捗状況を教えてもらうようにするとよいでしょう。

足場へ立ち入れないようにしてもらう

立入禁止
不審者が、足場へ立ち入らないようにする対策が必要です。足場の入口の階段に鍵をつけて入れないようにする、センサーを付けるなどの方法があります。
足場の入り口に扉や鍵をつけるには、費用が発生する場合がありますので、どのような対応ができるのか業者に相談してみてください。
対応は業者によって異なりますが、優良業者であればお客様の不安をそのままにすることはありません。懸念材料や不安については、ぜひ打ち合わせの際にはっきりさせておくとよいでしょう。

浜松市の丸杉塗装では、お客様の気持ちを第一に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

作業員を家の中に入れない

打ち合わせ以外に作業員を家の中に入れないよう施工業者と約束しておくとよいでしょう。
作業員が家の中に入った後に何かがなくなった、などといったトラブルがあると業者も家主もお互いに嫌な思いをすることになります。希望が事前に伝えておくとスムーズです。

あいさつをする

あいさつは防犯にとても効果的です。
外壁塗装工事中にこまめに業者へのあいさつを行っていると、お互いに顔見知りになれます。
顔見知りになれば見慣れない不審者に気付きやすくなりますし、あいさつが飛び交うことで空き巣が近寄りがたくもなるのです。

言葉を交わしたり、あいさつをしたりすると顔を覚えられる可能性が高くなるので、後ろ暗い人はあいさつが飛び交く町を避けると言われています。
業者だけでなく、近所の方たちにも積極的にあいさつすることで町全体の防犯が高まりますよ。
 

日頃からの空き巣対策

セキュリティー
外壁塗装工事の際は空き巣に狙われるリスクが高くなりますが、通常時でも空き巣被害のリスクがゼロになるわけではありません。
日頃からの空き巣対策として下記のような方法もあります。
費用はかかってしまいますが、防犯の効果はかなり高まりますので、安全な暮らしのために検討してみてください。

窓対策

● 防犯ガラスに替える 防犯フィルムを貼る
● サッシ部分は補助錠(2つ目の鍵)を取り付ける
● 音が出るセンサーアラームを取り付ける
● 面格子の窓はネジを六角ネジに交換し、面格子が簡単に取りはずせないようにする
● 外出するときは必ず鍵を閉める

玄関ドアや勝手口ドア対策

● 破壊されにくい材質のものにする
● 鍵を2つつける(補助錠または同じ鍵)
● バールなどでこじ開けられないようガードプレートなどを付ける
● サムターン防止用のカバーを付ける
● ドアチェーンやドアスコープを取り付ける
● 鍵をピッキングに強いディンプルキーなどにする

敷地内の対策

● 玉砂利を敷いて人が侵入したら音が出るようにする
● センサーライトや防犯カメラの設置をする
● 2階への足場(物置や室外機)は最低限の数にする
● 雨樋からベランダに入れないように工作物を設置する
● 犬を飼う
● 植木を低くする
 

なによりも外出時の戸締りはしっかりとする

戸締り
せっかく様々な対策をしても、戸締りを忘れてしまったら全く意味がありませんよね。
先に述べているように、外壁塗装工事中は足場あるため2階からも容易に侵入することができます。普段使わない部屋は常に鍵をかけておくようにし、外出する際は2回も含めたすべての窓の戸締りを確認するようにしましょう。

ちょっとの外出だから、職人さんがいるから、と油断して万が一被害にあってしまってはあとの祭りです。
工事業者は責任を取ることはできませんし、職人さんを疑ってしまうなど、別のトラブルのもとにもなりかねません。
外出時の戸締りは徹底しましょう。
 

まとめ

外壁塗装工事中は、様々な条件が重なって空き巣被害を受けやすいことがお分かりになったかと思います。
もちろん、外壁塗装中に全ての家が空き巣被害に遭うわけではありません。
空き巣は侵入しやすい家を選んで犯行に及びます。防犯対策のポイントを押さえることで、空き巣が侵入しにくい環境を作り出すことが可能なのです。
 侵入経路、侵入しやすさ、部外者の目立ちにくさ。
これらの弱点を防犯対策によって補うことでセキュリティを向上していいきましょう。
工事中は空き巣に狙われやすいですが、防犯対策をしっかりおこなえば被害に遭いづらい家にすることができます。今回ご紹介した防犯対策をぜひ参考にしてみてください。
 

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