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外壁塗装の耐久年数を伸ばすための工夫とは?

2022年04月22日 13:37:10

外壁塗装は一度塗ったら完了というものではありません。
それは、塗料にも種類によって耐久年数があり、年数とともに劣化が進むためです。
劣化すると褪色することや剥げるなど見た目が悪くなるだけでなく、外壁を保護する性能が低下し、雨漏りリスクを高めます。
そういったリスクを遅らせる・回避するための方法を今回ご紹介しようと思います。

■塗料別耐久年数目安

塗料の種類により耐久年数に差があります。
塗料メーカーやグレード、使用する環境によっても異なりますが、代表的な塗料の種類別耐久年数の目安は以下の通りですので、参考にしてください。

アクリル塗料

アクリル塗料は耐用年数が5年~7年と短いですが、その分価格は安価です。
外壁塗装の予算に制約がある方や新築時に予算オーバーになりそうなときに選ばれています。
耐用年数が短いため、中長期的に見ると外壁塗装の回数が増えることで、ランニングコストが割高になります。
近い将来、建て替えや解体の予定があるときの利用がおすすめです。

ウレタン系

ウレタン塗料は耐用年数が8年~10年ほどで、少し前までは最もスタンダードな塗料でした。
密着度が高く、光沢が出るので、高級感のある仕上がりになります。
性質上、紫外線に弱いため日当たりの良いお住まいには不向きです。

シリコン系

シリコン塗料は耐用年数が12年~14年と長く、耐久性に優れています。
防汚性や耐候性が高いため、長く美観が保てます。
耐久性と性能、コストのバランスに優れた塗料として、近年では使われている現場が多い塗料です。

フッ素系

フッ素塗料は15年~20年と耐用年数が長く、耐久性の高さに優れています。
耐用年数が長い分、塗料の価格は高いですが、その後の塗り替え回数が減らせるので、長期的に見るとメンテナンスのランニングコストが抑えられます。
1回の施工費用は高くても、長く美観を維持したい方におすすめです。

■長持ちさせるための工夫

長持ちさせるためには、やはりお手入れがポイントです。
頻繁に行う必要はありませんが、気づいたら土埃などの汚れを取り除くことや半年に一度や年に一度で良いので、外壁掃除を行いましょう。

方法としては、ホースで水をかけ、柄の付いたスポンジに中性洗剤をつけて汚れを落とし、再び洗い流すのが低コストで行いやすいです。
高い場所などは無理に頑張る必要はありません。

硬いブラシでこすってしまう、塗膜を傷めて劣化を進めてしまうので、スポンジなどソフトな素材がおすすめです。
最近はテレビCMで外壁を清掃しているのを見て家庭用の高圧洗浄機を購入される方も増えてきました。
ただし、素人の方が行うと水圧が強すぎる場合や当てる角度や時間が長すぎるなどで塗膜にダメージを与えてしまうこともあるので気を付けましょう。

施工業者の中には洗浄のみの依頼も受け付けているところもあるので、自分で作業するのが不安という方は
プロに頼むことも視野に入れておきましょう。

■耐久年数を低下させる原因・要因

外壁塗装の耐久年数が本来予定されるより短くなるケースも少なくありません。
多くは以下のような環境起因でも劣化が考えられます。

紫外線量が多い

紫外線は外壁塗装にダメージを与える要因の一つです。
陽当たりの良い場所は日焼けをして、ほかの外壁面より褪色が進みやすくなります。
外壁をこすると手に粉が付くチョーキング現象も、塗料に含まれる成分が紫外線によって劣化することで起こります。

陽当たりが悪い

陽当たりが悪く、風通しが悪い場所、湿気がこもりやすい場所はコケや藻の発生、カビの発生を招きやすくなるので注意が必要です。

雨が直接当たる

外壁は外装にあるのだから雨が当たるのは当たり前と思われるかもしれません。
ですが、大きな屋根にカバーされている場合やひさしがある場合やベランダの下の部分は、
屋根やひさし、ベランダが雨除けとなってくれ、外壁にはダイレクトに雨が当たりにくくなります。

そのため、ひさしなどがない部分と雨除けとなるものがある場所の外壁では劣化の仕方に差が出ます。

■メンテナンスフリーの外壁って本当にあるのか?

メンテナンスフリー外壁の代表的なものが、セラミック系の塗料を使う方法です。
セラミックとは陶磁器のことですが、陶磁器に含まれる成分が配合されているので、塗膜が滑らかでツルツルになります。

お皿やトイレ、洗面台のボウルなどにもセラミックが使われていますが、汚れが付いても表面の汚れは水洗いで簡単に落ちるはずです。
これと同様、外壁に汚れが付いても、雨が降ると汚れが自然と流れ落ちます。
これをセルフクリーニング作用と呼び、メンテナンスフリーの外壁と呼ばれることもあります。

■まとめ

外壁塗装の耐久年数は塗料の種類によって差があるほか、塗装した場所や環境によっても劣化スピードが異なり、耐久年数が低下することも少なくありません。
少しでも耐久年数を伸ばしたいなら、デリケートに水洗いするなどのメンテナンスがおすすめです。

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