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サイディングに起こる劣化と補修方法とは?

2021年03月31日 17:25:36

サイディングは、模様やカラーでデザインされたパネル状の建材を外壁に張り付ける工法です。
外壁にただ外壁塗装を施すだけより、お洒落で洗練された外観を演出できると人気です。
もっとも、サイディングも日々、風雨や紫外線、ホコリなどにさらされる過酷な環境に置かれていますので、次第に劣化が進み、メンテナンスが必要となります。
サイディングに起こる劣化の原因や種類、症状と、放置するとどうなるか、補修方法についてご紹介していきます。

コケ、藻、カビの繁殖

サイディングの劣化の種類であるとともに、サイディングを劣化させる原因にもなるのが、コケや藻、カビの繁殖です。
サイディングにコケや藻、カビの繁殖する原因は大きく2つに分けられます。
1つはコケや藻、カビの繁殖しやすい立地や環境に置かれていることです。
もう1つはサイディングに施工されている外壁塗装の劣化です。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
まず、コケや藻、カビの繁殖しやすい立地や環境というのは、たとえば、川沿い、いわゆるリバーサイドのお住まいや近隣に田んぼや湿地帯などがある環境で湿気が生じやすい場所にあるお住まいが考えられます。
また、周囲を高い建物に囲まれている場合や高いブロック塀に覆われていて日当たりが悪い場合も起こり得ます。
同じお住まいの中でも北側のサイディングだけにコケや藻、カビが繁殖する場合もありますので、全体的なチェックが欠かせません。

コケ、藻、カビの繁殖を放置するとどうなるか?

湿気が多い立地や環境的な要因のほか、塗料には防コケ作用や防藻作用、防カビ作用などがあるため、、コケや藻が生えている場合やカビが繁殖している場合は塗料の性能が衰えたサインです。
そのまま放置すれば、傷んだ部分から雨水などが浸入しやすくなり、お住まいにダメージを与える原因となるため、放置をしないようにしましょう。

補修方法

新しくサイディング壁を施工した場合や前回の外壁塗装から10年を経過しておらず、まだ数年程度であれば、コケ、藻、カビをしっかりと除去してあげることでメンテナンスが可能です。
わずかな部分であれば、サイディングボードを傷付けない程度の硬さのデッキブラシなどでこすり洗いをすることもできます。
範囲が広い場合には高圧洗浄がスムーズですので、お気軽にご相談ください。
外壁塗装の経年劣化が激しい場合には、塗り直しがおすすめです。

塗膜の劣化

汚れが目立つ、日焼けしている、退色している、変色しているケースやもともとあった模様がなくなっている場合、表面の塗装が剥がれた、めくれあがっているといった症状は塗膜が劣化している状態です。
塗料の退色や変色、めくれや剥がれは、塗装によるサイディングの保護ができなくなっている合図です。
塗料には防汚作用もあるので、汚れが目立つ場合も、外壁塗装の劣化が起きています。
また、見た目が本来のカラーや模様、デザインと外観が異なっている状態だけでなく、手でこすった際にチョークのような白い粉が付く症状も塗膜が劣化しているサインです。
これをチョーキング現象と呼んでおり、塗料の成分が紫外線や風雨に当たって劣化し、粉状になった症状です。
外壁を保護する塗料の働きが失われている状態ですので、早めのメンテナンスが求められます。

塗膜の劣化を放置するとどうなる?

塗膜の劣化を放置すると傷んだ部分から雨水が浸入し、内壁や柱などお住まいの内部を傷めることや柱などを通じて室内に雨漏りが起こるリスクも生じます。
室内に湿気がこもって内壁がカビることやシロアリの発生リスクを高め、住宅の資産価値を下げることにもなりかねません。
早めの対処なら外壁塗装で済みますが、放置するとサイディングボードの張り替えが必要となり、費用も高くなるので注意しましょう。

補修方法

塗料が劣化している状態ですので、基本的な補修方法は外壁塗装となります。
サイディングボードにかすかなヒビなどが入っていても、程度が軽ければ、下処理のうえで外壁塗装による補修が可能です。
長く放置していて、すでに雨水の浸入などが確認できる場合には、サイディングボードの張り替えが必要となる場合もあるため、早めの対応がおすすめです。

シーリングの劣化

サイディングは1枚の壁ではなく、工場で成形された複数のボードを繋ぎ合わせて張り付けていく工法です。
一見、キレイに繋ぎ合っているように見えても、継ぎ目から雨水が入り込むリスクがあるため、シーリング剤というノリのようなものを充填して固める必要があります。
シーリング剤は固まるとゴムのような弾力を持ち、継ぎ目から雨水が入り込まないよう防いでくれるのです。
もっとも、シーリングも風雨にさらされたり、紫外線を浴びたり、コケやカビなどが繁殖することで劣化していきます。
ゴム状の部分がめくれたり、剥がれたり、膨らんだり、ボロボロになった症状は劣化のサインです。

シーリングの劣化を放置するとどうなる?

シーリングが劣化すれば、そこから雨水が浸入し、内部雨漏りを引き起こすリスクがあります。
劣化したシーリングを放置することは、お住まい全体にダメージを与えて、住宅の寿命を短くすることになりかねません。
また、継ぎ目に雨水が入り込めば、そこからサイディングボードやその下地である外壁材にも湿気による痛みやカビなどが繁殖する原因となります。
下地が腐ってしまうリスクを高めるので、注意が必要です。

補修方法

劣化がシーリング部分のみにとどまり、サイディングボードや下地には影響が出ていない場合には、シーリングの補修のみで対応できます。
シーリングにわずかなヒビなどが入っているだけなら、その上からシーリング剤を重ねる打ち増しを行います。
これに対して、剥がれた場合や切れている場合にはいったん既存のシーリングを剥がして、新しく打ち替えをする必要があり、手間と時間、コストがかかるので、早めの対策がおすすめです。

ヒビや割れ

ヒビや割れは大きく2種類に分けることができます。
1つはサイディングの外壁塗装の塗膜にヒビや割れが生じているケースです。
もう1つは、サイディングボードそのものにヒビが入っている場合や割れてしまっているケースです。
塗膜にヒビや割れが入る原因は、塗料の耐用年数による経年劣化や環境の影響が挙げられます。
前回の外壁塗装から10年以上経過している場合をはじめ、直射日光が当たる壁面や日当たりが良い環境、浜松でも海に近く潮風などが当たると塗料の劣化が激しくなり、ヒビや割れが生じます。
サイディングボードそのもののヒビや割れは、外壁塗装の劣化を放置しいていた場合や地震の揺れや台風などの自然災害の影響なども原因の一つです。

ヒビや割れを放置するとどうなるか?

塗膜にヒビや割れが生じたケースはもとより、サイディングボード自体にヒビや割れが生じれば、の隙間から雨水が浸入し、内部雨漏りを引き起こすおそれがあります。
内壁や柱が腐食したり、金属部がサビたり、じわじわと雨水が浸透して内部雨漏りを引き起こし、湿気がこもってシロアリが発生する原因にもなるので注意が必要です。

補修方法

塗膜のヒビや割れにとどまっているのであれば、外壁塗装による補修が可能です。
ですが、サイディングボード自体がひび割れしているケースでは、張り替えが必要です。
現在のサイディングボードを剥がして張り直しますので、施工期間も長くなります。
工事費用は外壁塗装の約2倍、シーリング補修の約10倍が目安となりますので、予算的に高くなります。

反り

サイディングボードに反りが生じる原因も、さまざま考えられます。
浜松でよくあるケースは日当たりの良さです。
直射日光が良く当たる南側の外壁だけが反っている、周囲に高い建物やブロック塀や木など日差しを遮るものがなく、常に紫外線にさらされているケースは注意が必要です。
また、地震の揺れや地盤沈下などで建物に歪みが生じ、サイディングボードがずれてきているケースも考えられます。
そのほか、建物の築年数が古くなってくると全体的に歪みが生じることも増え、サイディングボードが合わなくなることもあるのです。

反りを放置するとどうなるか?

サイディングが反ったり、浮いたりすれば、当然ながら、その下地となっている外壁材に影響を与えます。
雨水が下地に浸入して腐らせる場合や内部雨漏りを引き起こす原因にもなるので注意が必要です。
反った部分から紫外線が差し込んだり、風が当たったり、ホコリが入り込んで汚れていき、湿気の影響でカビやコケが生えることもあります。

補修方法

既存のサイディングボードを剥がしたうえで、新たなサイディングボードに張り替なくてはなりません。
反りを長く放置してしまい、下地の外壁材がボロボロに傷んでしまっている場合には、建物の大規模リフォームや場合によっては建て替えなどが必要になってくるケースもあります。
サイディングボードの下に隠れていて、ダメージが見えにくいからこそ、定期的な点検やメンテナンスによって、軽症のうちに対応することが大切です。

まとめ

サイディングはおしゃれなデザインで人気ですが、表面に施工されている外壁塗装の劣化や、継ぎ目に入れたシーリングの劣化が生じるほか、サイディングボードそのものが割れたり、反ったりと傷む場合もあります。
それぞれの原因や生じた補修が必要になります。
塗装の劣化のみで済んでいれば、外壁塗装を行い、シーリングの劣化で済んでいれば、シーリング補修で対応が可能です。
これに対してサイディングボードそのものやその下地である外壁材も傷んでいる場合にはサイディングの張り替え工事や下地の補修やリフォームが必要になるなど工期もコストもかかることになります。
サイディングの劣化でお困りの際は、浜松で外壁塗装や屋根塗装、コーキング工事で実績豊富な弊社にご相談ください。

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