外壁塗装時に「下塗」を絶対行うべき4つの理由
2021年12月23日 16:53:53
今回は外壁塗装における「下塗」の重要性について解説していきます。
大抵の場合は外壁塗装を頼むと施工会社が勝手に下塗を行ってくれるのですが、実際の効果等を把握している方は少ないのではないでしょううか?
今回の記事を読むことで下塗の重要性、注意するべき点を知ることができます。
■ひび割れの補修
下塗の役割の一つに「ひび割れの補修」があります。
経年劣化等え塗装が剥がれてしまった際に、塗っている外壁本体にもダメージが入りひび割れているケースがあります。
ひび割れている壁面に直接塗装してしまうと、壁内部への染み込みやうまく塗料がのらない等の不具合が起きる場合があります。
また小さな傷程度でしたら、わざわざ補修作業をせずに塗料でカバーできることもあるので、施工前に一度確認しておきましょう。
■上塗の定着度を向上させる
下塗をしておくと上塗りの定着率の向上の効果が期待できます。
何もしていない壁面に直接外壁用塗料を載せてしまうと、傷やよごれ等で壁と塗料の間に隙間ができてしまい
うまくくっつかなくなってしまいます。
定着率が低いと塗料の性能が十分に発揮できなくなるだけではなく、劣化スピードも早くなってしまう可能性もあるので、
外壁塗装をする際は必ず下塗を行うようにしましょう。
■上塗の発色を向上させる
下塗の有無は外壁塗料の発色にも関わってきます。
下塗をすることで外壁「色ムラ」をカバーできるので、全くしていない状態とは見た目が大きく変わってきます。
また色によっても熱吸収率等の違いが出てきますので、外壁の色とも合わせながら調整するようにしましょう。
■上塗塗料の吸い込みすぎ防止
壁は塗料を吸収してしまうのですが、下塗をしておけば過剰に吸い込めれるのを防止できるため、
塗料の節約・色ムラとの見た目の向上に役立ちます。
下塗の上にさらに「中塗り」という作業もあるのですが、こちらもすると更に効果の向上が期待できるので
ぜひ行っておきたい作業の一つです。
■まとめ
下塗を行うことで以下のメリットが挙げられます。
- ひび割れの補修
- 上塗の定着度を向上させる
- 上塗の発色を向上させる
- 上塗塗料の吸い込みすぎ防止
外壁塗装の際には下塗はぜひ行っていただきたいです。
下塗塗料にもいくつか種類があるので、わからないことがあればお気軽にお問い合わせください!