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外壁の黒い汚れの正体とは?除去する方法をご紹介!

2021年10月01日 17:25:58

新築から年月が経過した場合や外壁塗装をしてからしばらく経つと、外壁に黒いシミ状の汚れや雨が流れた黒い跡ができて困ることがあります。
特に白い外壁など汚れが目立ちやすい色の外壁は、見た目が悪く、気分もよくありません。
次第に増えていく黒い汚れや濃くなっていく黒い跡をキレイにしたい場合、どのようにすれば良いのかご紹介していきます。
コストを抑える方法から、手間をかける方法、手間をかけずに状態を改善する方法などお教えします。

外壁の黒い汚れは「雨だれ」が正体

外壁の黒い汚れの正体は、雨だれと呼ばれるものです。
屋根や外壁、窓ガラスやサッシなどに付着したホコリや排気ガス、雨水に含まれる炭酸カルシウムなどが、雨が降ったときに流れ落ち、外壁に付着してしまう現象です。
新築時や外壁塗装を塗り替えたばかりの際は、ほとんど起こりません。
なぜかといえば、塗料には防汚成分や防水成分が含まれているので、雨を弾いてくれ、汚れの付着を防いでくれるからです。
塗装が剥げている場合や経年劣化するに従い、雨だれによる黒い汚れが発生しやすくなります。

雨だれが起きてしまう理由

外壁や屋根が汚れたり、傷んだりしないよう、外壁塗装や屋根塗装によって保護しています。
外壁塗装や屋根塗装を行う塗料には防水作用や防汚作用、防コケ作用や防カビ作用などを発揮する、さまざまな成分が含まれているのが特徴です。
もっとも、塗装には耐用年数があり、紫外線を浴びることや風雨にさらされて、次第に劣化していきます。
防水性や防汚性が低下することで、雨だれによる汚れが付着しやすくなるのです。
外壁や屋根の保護作用や汚れを防ぐ機能を維持するためにも、定期的な屋根塗装や外壁塗装が必要です。

雨だれの除去の方法

自分で行う場合

中性洗剤を使用する

ごく一部だけだから、自分でキレイにしたいと思ったときには、まず、中性洗剤で洗い流してみましょう。
間違っても、酸性やアルカリ性の洗剤、研磨性の高いクレンザーは使わないようにしてください。
塗装の色を変色させ、より見た目が悪くなるおそれがあります。
中性洗剤で洗う前に、外壁についた土やホコリを水洗いしてください。
スポンジにぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませて、優しくこすりながら汚れを落とします。
洗剤が残っていると変色のおそれがあるため、十分に水洗いをしてください。

市販の外壁クリーナーを使用する

中性洗剤では汚れが落ちない場合や手間なくキレイにしたい場合には、外壁専用のクリーナーを利用する方法もあります。
ホームセンターやDIYショップ、オンラインショップなどで入手できます。
比較的手ごろな価格で購入でき、汚れ落ちも期待できるのがメリットです。
中性洗剤に比べて成分が強力なため、メガネや手袋を装着し、ご自身にかからないように気を付けてください。
汚れの落とし方は、各クリーナーの使用法に従いましょう。

高圧洗浄機を使用する

家庭用の高圧洗浄機をテレビ通販やネット通販などで、よく目にするかと思います。
外壁などを洗い流している宣伝や通販番組を見かけるかもしれません。
高圧洗浄機は洗剤やクリーナーをあえて使わなくても、水の圧力によって、外壁に付いた汚れを浮かし出して落とせる機能です。
スピーディーに汚れが落とせるのがメリットですが、水圧が強すぎると外壁と傷付けるおそれがあるので注意が必要です。
特にサイディングやモルタル外壁は傷みやすいので、専門知識なしに高圧洗浄機を気軽に利用するのはおすすめできません。

自分で行う際の2つの注意点

高いところの作業は注意する

雨だれによる黒い汚れは、比較的高い部分から下へと付くため、ご自身で汚れを落とす場合には、脚立を使うなどしなければ届きません。
特に2階など高い場所の雨だれは、ご自身で落とすのは危険を伴います。
どうしても脚立を使って作業したい場合には、一人では行わず、家族にサポートをしてもらうか、万が一に備えて監視をしてもらってください。
高いところが苦手な方や日ごろ、高所作業などをしていない慣れていない方は、無理をせず、プロにお願いしましょう。

風が強い日や、雨の日は作業を避ける

風が強い日や雨が降る日は脚立などを使っての作業は大変危険です。
風で煽られることや雨で足元が滑るなど、転落のリスクやケガをするリスクが高まりますので、晴れた日で気温の穏やかな、快適に作業ができる日を選んでください。
洗剤やクリーナーで水洗いすることや高圧洗浄機で水をかけるから、雨の日でも問題ないと考える方もいますが、ご自身がレインコートを着て作業しなくてはならない、滑りやすいなど手間と危険が伴うため、避けるようにしてください。

もっと根本的な除去・対策方法

もっと根本的な除去・対策方法は外壁塗装や屋根塗装です。
雨だれによる黒い汚れが目立つ、雨だれの場所が何ヶ所も生じているということは、外壁塗装が劣化しているサインです。
また、屋根塗装や鉄部、木部、窓サッシ周りの塗装が劣化して、汚れが落ちる原因になっていることもあります。
使用した塗料の種類やグレード、環境にもよりますが、新築時や前回の塗装から10年前後が経過している場合は、ご自身で頑張るより、塗装を行ったほうが手間もなく、キレイになります。

まとめ

気になる外壁に目立つ黒い汚れの正体は、雨だれと呼ばれる現象です。
外壁や屋根、窓ガラスやサッシなどに付いたホコリや排気ガス、雨に含まれる炭酸カルシウムなどの成分が、雨が降ったときに流れ落ち、そのまま外壁に付着してしまうのです。
特に白い壁などでは、黒い汚れが目立ちます。
ご自身で中性洗剤や専用のクリーナー、高圧洗浄機を使って洗い流すことも可能ですが、高所作業によるリスクや手間もかかるので無理は禁物です。
雨だれによる汚れは、塗料の防汚性や防水性が低下したことも原因であります。
塗装の耐用年数が来ている場合は、外壁塗装や屋根塗装を行うことで、根本的な解決につながります。
浜松で雨だれでお困りのことや気になることがございましたら、弊社にご相談ください。






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