浜松で外壁塗装や屋根塗装を行う場合、雨の日の作業はどのようになるのか気になるものです。

施工中は足場に囲まれることや職人の出入りなども気になることから、施工期間はなるべく短くしたい、早く終わってほしいと思う方は多いことでしょう。

そのため、雨の日の作業はできるのか心配になることや梅雨時期など雨が続きそうな時期は依頼を避けたほうが良いのか悩まれるかもしれません。

この記事では雨の日でも外壁塗装はできるのかと雨の日の3つのデメリットをご案内します。

外壁塗装を行っている施工期間中に雨が降ると、塗装した部分の耐久力が下がるおそれがあります。

塗料の硬化には湿度85％以下といった条件があるため、雨の日は十分に乾かず、塗装面がしっかりと硬化できないケースがあるのです。

その後、晴れれば塗装面は徐々に硬くなってはいきますが、それは塗料メーカーが本来期待している固まり方とは異なります。

塗った直後にしっかり硬化できないと耐久性に影響を与え、数年も経たずに剥がれてくるなどの影響が出ることがあります。

高品質で耐久性に優れた外壁塗装のためには、三度塗りが原則です。

まず、お選びいただいたカラーの塗料を密着させるためにベースとなるシーラーと呼ばれる塗料を塗ります。

その後、ご希望の塗料を用いて2回塗り重ねます。

三度塗りの作業にあたっては、立て続けに塗り重ねるのではなく、1回ごとにしっかり乾かさなくてはなりません。

雨が降ってしまうと、湿気により乾燥が遅れるので、2度目、3度目の塗装をする間が伸び、施工期間も長くなるのがデメリットです。

施工中に雨の日があると、その日は作業ができないことが多く、1度目の塗装や2度目の塗装の硬化を待つ時間も長くなるなどして、施工スケジュールがずれてしまいます。

たとえば、本来は10日程度を予定していたのが、14日ほどかかるなど、工期が延びるのがデメリットです。

間に雨の日が多いほど、伸びてしまうおそれがあります。

お客様の多くは早く足場が外れて、キレイになった外壁を見たいと思われるはずです。

雨の影響で、思うようにいかなくなるのがデメリットです。

かつて雨の日は職人は休みと天候に左右されたものですが、最近は工期の遅れの防止や複数の案件の同時施工などを行う業者も多く、レインウェアを着て雨の日でも作業を行うケースも増えてきました。

塗装作業は基本的に不向きですが、雨の日でも問題なく実施できる作業の一つが高圧洗浄です。

外壁を洗い流す作業ですので、台風や豪雨でない限り、雨の日でも問題ありません。

なお、軒が広く、雨除けができる住宅であれば、1階部分の外壁塗装が可能なケースもございます。

基本的に外壁塗装や屋根塗装など、塗装作業は避けるべき工事になります。

軒下や玄関の屋根やベランダ下など、外壁に雨が当たらないスペースがあれば、塗装できる場合もあります。

もっとも、湿気の影響は否めないため、どうしても工期を遅らせることができないなどの事情がない限り、無理に行う作業ではありません。

足場の設置工事や解体工事、けれん作業などの下地処理は、朝から雨の日は行わない場合もありますが、途中から雨が降った場合にはレインウェア着用の上で継続される場合もございます。

外壁塗装や屋根塗装の施工期間中に雨が降ると、「塗料の耐久力が下がる」、「湿気により乾燥が遅れる」、「工期が延びる」という3つのデメリットがあります。

工期が延びてしまうのはお客様にとっては避けたいこととは思いますが、だからといって雨の日に無理に作業をすれば、塗装の品質が低下し、耐久性に影響が生じて、本来の耐用年数を待たずに剥げることやひび割れが生じるなどトラブルが起こりかねません。

塗料はお選びいただく種類やグレードにもよりますが、本来、10年から15年の耐久性があります。

本来の耐久性を維持し、高品質で美しく仕上げるためにも雨の日の作業は避けるべきです。

晴れが多いシーズンを選んでも1日程度雨に見舞われることもございますが、梅雨時期などを避けるのがスムーズです。