グレーの外壁塗装をおしゃれに見せるポイント
近年、「おしゃれでモダンな外壁」の住宅の人気が高まっています。
そんなモダン外壁カラーの代表と言えるのが「グレー」です。
グレーは落ち着いた印象の中に洗練された雰囲気を持ち、どんなデザインの住宅にも合わせやすい万能カラー。
しかし、一口にグレーといっても、明るさや組み合わせ次第で印象は大きく変わります。
そこで今回は、グレー外壁をおしゃれに見せるポイントや、人気の配色の組み合わせを詳しく解説します。
グレー外壁が人気の理由
グレー外壁には以下のようなメリットがあります。
① 洗練されたモダンな印象になる
グレーは「無彩色」の中でも柔らかさを持ち、シンプルながらも上品で洗練された印象を与えます。
白ほど冷たくなく、黒ほど重くないため、現代的で落ち着いた雰囲気に仕上がるのが特徴です。
特に近年は「シンプルモダン」「ナチュラルモダン」などのデザインで人気が高まっています。
② 明るさや濃さを調整しやすく、デザインの幅が広い
グレーは明度(明るさ)の幅が非常に広く、ライトグレーからダークグレーまで、トーンを変えることで印象がガラッと変わります。
明るいグレーなら、柔らかくナチュラルで親しみやすい印象に、濃いグレーなら、重厚感や高級感のあるモダンな印象になります。
さらに、木目やベージュなど異素材との相性も良く、ツートン配色にも取り入れやすいのが魅力です。
③ 汚れが目立ちにくく、長くきれいを保てる
排気ガスや砂ぼこり、カビや苔、年々問題になっている黄砂など、外壁につく汚れの多くは中間色の色合いになっています。
グレーはそれらと同じく中間色なので、色が同化し汚れが目立ちにくくなるのです。
そのため、外観の美しさを長くキープでき、メンテナンスの頻度も比較的少なく済みます。
外壁塗装後の経年変化を考えると、非常に実用的な色といえますね。
④ どんな外構・屋根色とも合わせやすい
グレーは「中立的な色」であるため、屋根やサッシ、玄関ドア、外構などとの相性も抜群です。
黒・白・ブラウン・ネイビー・グリーンなど、どんなカラーとも自然に調和します。
また、植栽の緑や木目の質感を引き立てる効果もあり、外観全体のバランスが取りやすいのもポイントです。
グレーの種類と印象の違い
グレーは、白と黒の中間色にあたる色で、色み(彩度)がほとんどなく、明るいほど「軽やか・ナチュラル」な印象を、暗くなるほど「高級感・重厚感・モダン」な印象を与えます。
「ライトグレー」「ミディアムグレー」「ダークグレー」「グレージュ」はいずれも人気の外壁カラーですが、メーカーによって微妙にトーンが異なります。
中でも、グレージュは「温かみ×上品さ」の両立ができ、特に人気のトレンドカラーです。
| ライトグレー | 明るく爽やかで清潔感のあるグレー。 ナチュラルモダンや北欧風に人気。 |
|---|---|
| ミディアムグレー | 落ち着いた印象で、バランスの良い標準的なグレー。 どんな外壁スタイルにも合わせやすい。 |
| ダークグレー | 高級感・重厚感・モダンな印象を与える濃いグレー。 白や木目とのコントラストで映える。 |
| グレージュ(グレー×ベージュ) | グレーにベージュの温かみを加えた色。 ナチュラルで柔らかく、上品な印象に。 |
これらを参考に、ご自身のイメージする印象や、好みに合ったカラーを見つけてください。
グレーのトーン別|おしゃれな施工事例
ライトグレー外壁|明るく爽やかで清潔感のある印象
明るいグレーは、清潔感と軽やかさを感じさせる色。
ホワイトよりも柔らかく、ベージュよりもスタイリッシュな印象で、どんな住宅デザインにも合わせやすい万能カラーです。
ミディアムグレー外壁|バランスの取れた上品な印象
グレーの中でも最も使いやすいトーン。
明るすぎず暗すぎないため、外壁に深みと落ち着きを与えつつ、重く見えないのが特徴です。
ダークグレー外壁|高級感・重厚感・モダンな印象
濃いグレーは、落ち着いた高級感と重厚感を演出。
都会的でスタイリッシュな雰囲気を求める方に人気のカラーです。
おしゃれに見せるグレー外壁の配色例
グレー × ホワイト |清潔感と明るさを両立
シンプルで洗練された印象。都会的で清潔感のあるデザインに仕上がります。
ホワイトの明るさがグレーの落ち着きを引き立て、軽やかで上品な雰囲気を演出。
グレー × ブラック|モダンで引き締まった印象
都会的で重厚感のある仕上がりに。コントラストが強く、シャープなラインが際立ちます。
ブラックをアクセントに使うことで、グレーがより洗練されて見えます。
グレー × ベージュ|優しくナチュラルで落ち着く
柔らかく温かみのある雰囲気。グレーの都会的な印象に、ベージュの穏やかさをプラス。
全体のバランスがとれた、ナチュラルモダンな外観に仕上がります。
グレー × ウッド調|自然素材と調和するあたたかさ
無機質になりがちなグレーに、木目のぬくもりをプラス。
スタイリッシュでありながら温かみのあるバランスのとれたデザインです。
グレー外壁で失敗しないためのポイント
色見本のイメージと違った
「面積効果」というものをご存じでしょうか?
面積効果とは、面積の大小によって色の見え方が変わることを言います。
明るい色は、面積が大きい方が明るく鮮やかに見え、暗い色は、面積が大きい方がより暗く見える傾向があります。
そのため。実際にカラー見本などを見て決めた色でも、外壁のような広い面積になるとイメージが違って見えてしまうのです。
なので、色見本はできるだけ大きいサイズ(できればA4以上)のものを使って確認するようにしましょう。
もし大きいサイズの色見本が手に入らず、小さな色見本で選ぶ場合は、明るめのグレーならイメージより少しトーンを下げ、暗いグレーなら逆に少しトーンを上げたものを選ぶことがポイントとなります。
ぼやけた印象になってしまった
グレーは中間色の落ち着いた印象や、他の色と合わせやすいところ、汚れが目立たないなどが人気の理由です。
しかし、その特徴によりなんだかぼんやりとしていると感じる場合があります。
そうならないためには、「つや有り」の塗料を選びましょう。
塗料には「つや有り」と「つや無し」があり、つや有りはピカピカと光沢のある仕上がりに、つや無しはマットな落ち着いた仕上がりになります。
「つや有り」の光沢感により華やかで色がくっきりとなって、ぼんやりした印象がなくなります。
つやの無いマットな感じにしたい場合は、色味のあるグレーを選ぶといいでしょう。
白と黒の中間色であるグレーに、少し色味を加えるだけで、ぐっと印象が変わりますよ。
外壁の色が浮いてしまった
好みの色というだけで選ぶと、浮いてしまうことがあります。
建物は外壁だけなく、玄関や窓枠、樋、屋根などがあるので、それらとのバランスも考えて選ばなくてはなりません。
外壁が明るいグレーの場合、屋根や雨どい・サッシなどを濃い色で引き締めるとバランス良く見えます。逆に、外壁が濃いグレーなら、付帯部は中間トーンやシルバー系で軽さを出すと調和しやすいです。
また、グレーは周囲の色味との相性によって見え方が大きく変わるため、単体ではおしゃれでも、環境と合わないと「浮いた家」に見えてしまうことも。
街並みや周囲の建物の雰囲気を考慮した色選びも大切です。
まとめ
グレー外壁は、シンプルながらもデザイン性が高く、長く飽きのこないカラーです。
明るさや素材の組み合わせで、モダンにもナチュラルにも自由に表現できます。
中間色のため、汚れが目立ちにくく、どんな色にも合わせやすいので、おしゃれな印象と機能性を両立させたい方には、まさに理想的な外壁カラーといえるでしょう。
ただし、色見本のイメージと違った、ぼやけた印象になった、周囲と浮いてしまったといった失敗談もありますので、しっかりと対策をしましょう。
「おしゃれ×実用性」のバランスが抜群のグレー外壁で、長く住み続けられるおしゃれな家を実現しましょう。
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