【2025年版】静岡県掛川市で外壁塗装に使える補助金・助成金制度

外壁や屋根の塗装工事は、住宅の美観を保つだけでなく、劣化を防ぎ寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスです。とはいえ、決して安い工事ではないため、「補助金や助成金を使って少しでも費用を抑えたい」と考える方も多いでしょう。
今回は、静岡県掛川市で行う外壁塗装に利用できる主な補助金助成制度や、制度を利用するために必要な条件、条件をクリアするために外壁塗装・屋根塗装と組み合わせる方法、などについて詳しく解説します。
目次
1-1 結婚新生活支援事業費補助金
2-1 子育てグリーン住宅支援事業
2-2 長期優良住宅化リフォーム推進事業
4-1 地元の塗装業者に直接依頼する
4-2 見た目だけの塗装を省く
4-3 値引き交渉を上手に行う
5. まとめ
掛川市で利用できる補助金・助成金制度
掛川市では、住宅リフォームを助成する制度がありましたが、残念ながらすでに募集が終了してしまっています。
しかし、このような制度は年度が替わると新しく募集がかかる場合もありますので、掛川市の最新情報をマメにチェックしておくとよいでしょう。
また、対象は新婚世帯に限られますが、2025年現在で外壁塗装に利用できる制度として「結婚新生活支援事業」をご紹介します。
結婚新生活支援事業費補助金

結婚して新しい生活をスタートするとき、引っ越し費用や新生活用品購入など、出費がかさみがちです。
結婚新生活支援事業では、そのような新婚さんの経済的な負担を軽減し、結婚・出産・育児に希望を持つことができる社会づくりのため、住居費や引越費用の一部を補助しています。
受付期間 | 令和7年6月16日(月)から令和8年3月13日(金)まで |
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受付時間 | 午前8時30分から午後5時15分まで |
受付場所 | 掛川市役所本庁舎1階 こども政策課 ※土曜日・日曜日・祝日を除きます。 ※予算枠に達した時点で、受付を終了します。 |
新婚世帯とは
令和7年1月1日から令和8年3月31日の間に婚姻届を受理された夫婦のうち、次の全てに該当する世帯をいいます。
・夫婦の住民票の住所が市内の住宅となっている世帯
・申請する住宅の名義(賃借の場合にあっては契約名義人)が夫もしくは妻又は夫婦共同名義である世帯
・婚姻日における夫婦の年齢がともに39歳以下である世帯
・補助金の交付を受けた日から1年以上、申請する住居に定住する意思がある世帯
・令和6年中の世帯の所得が500万円未満の世帯。※貸与型奨学金を返済している方は年間返済額を所得から控除できます。
・他の公的制度による家賃補助等を受けていない、過去に結婚新生活支援事業費補助金の交付を受けたことがない世帯
・申請の時点において、掛川市税を滞納していない世帯
補助対象期間 | 新婚世帯が婚姻を機に同居を開始した日(同居を開始した日が、令和7年3月31日以前の場合にあっては、令和7年4月1日)から令和8年3月31日まで |
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補助対象 | ・住宅の取得費用 ・住宅のリフォーム費用(倉庫や車庫の工事費用、外構工事費用、家電購入設置費用は除く) ・住宅の賃借費用のうち、賃料、敷金、礼金、共益費、仲介手数料 ・引越費用(引越業者・運送業者に支払ったものに限る) |
補助金額 | 婚姻日における夫婦の年齢がいずれも29歳以下の世帯 : 60万円 婚姻日における夫婦のいずれかの年齢が39歳以下の世帯 : 30万円 |
提出書類
・【様式第1号】交付申請書(※)
・婚姻後の戸籍謄本又は婚姻届受理証明書
・令和7年度(令和6年分)の所得・課税証明書(夫婦2人分)
・貸与型奨学金の返済額がわかる書類(該当する方のみ)
・住民票の写し(世帯全員分の記載があり、続柄・本籍の記載があるもの)
・掛川市税の完納証明書
・補助対象となる経費の領収書等、支払額の確認できる書類の写し
・アンケート(※)
・売買契約書又は工事請負契約書の写し(住宅購入の場合)
・工事請負契約書又は請書の写し(住宅リフォームの場合)
・賃貸借契約書の写し(住宅賃借の場合)
・【様式第2号】住宅手当支給証明書(住宅賃借の給与取得者の場合)(※)
※の様式はこちらよりダウンロードできます。
掛川市で利用できる国からの補助金・助成金制度

外壁塗装単体では補助対象外でも、次のように他のリフォーム要素と組み合わせることで、国の補助金申請の可能性が広がります。
省エネ改修と併用する
遮熱・断熱塗料を使った塗装工事は、エネルギー消費を抑える改修として認められるケースがあります。
耐震補強やバリアフリー改修と併用する
既存住宅の寿命を延ばし、省エネ性や耐震性、子育て支援性能を高めるリフォームに対して、国土交通省が支援を行います。
子育てグリーン住宅支援事業
温室効果ガス排出量の実質ゼロ実現に向けて、省エネ性能の高い住宅を推進する目的で設けられた制度です。
この制度は、国土交通省が主体で、新築と既存住宅どちらの省エネ改修にも対応しています。
特に、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象とし、家計負担を軽減する支援を行っています。
補助対象になる改修内容
以下のような断熱や省エネに関するリフォームが対象です
・開口部(窓・扉)の断熱改修
・外壁、屋根・天井、床の断熱改修
・エコ住宅設備の設置(節水トイレ、高断熱浴槽など)
※以下の追加項目も対象になる場合があります
子育て対応改修、防災性向上改修、バリアフリー改修、空気清浄機能付きエアコンの設置、リフォーム瑕疵保険の加入
補助金額の目安
開口部 | 最大4.9万円/箇所 |
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外壁・屋根・床など | 最大16.9万円/戸 |
※各項目を合計し、1戸最大60万円まで補助可能
※合計補助額が5万円未満の場合は補助対象になりません。
制度の対象となる期間
工事請負契約日の期間 | 契約日は問わず。 着工までに締結された工事請負契約が対象。 |
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対象工事の着手期間 | 2024年11月22日~交付申請まで (遅くとも2025年12月31日) |
交付申請 | 申請は先着順。申請受付開始~予算上限に達するまで (遅くとも2025年12月31日まで) |
長期優良住宅化リフォーム推進事業

通称「長寿命リフォーム助成制度」と呼ばれる制度で、長く安心して住み続けられる住宅づくりを後押しするものです。
既存住宅の寿命を延ばし、省エネ性や耐震性、子育て支援性能を高めるリフォームに対して、国土交通省が支援を行います。
補助を受けるための要件
以下の条件すべてを満たす必要があります
・少なくとも1つの階の床面積(階段部分を除く)が40㎡以上、かつ、延べ面積が55㎡以上であること。
・工事の内容が、以下のいずれかであること。
①住宅の性能基準に適合させるための工事
②三世代同居対応改修工事及び、子育て世帯向け改修工事並び、防災性、レジリエンス性向上改修工事
・工事後に耐震性・劣化対策・省エネルギー性が確保されていること。
・リフォーム工事着手前に現況検査を実施し、維持保全計画とリフォーム工事の履歴を作成すること。
対象となるリフォーム内容
・劣化対策
・耐震性向上
・省エネルギー対策
・維持管理・更新が容易な設計
・可変性の確保(共同住宅のみ)
・高齢者対策や子育て世帯向け改修(共同住宅のみ)
補助内容
補助率 | 対象工事費の 1/3 |
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補助限度額 | 評価基準型・提案型…80万円/戸 認定長期優良住宅型…160万円/戸 |
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※三世代同居対応改修工事を実施する場合/若者・子育て世帯が改修工事を実施する場合/既存住宅を購入し改修工事を実施する場合は、50万円を上限に加算
補助金を活用する際の注意点
補助金や助成金をもらうための条件や注意点は、制度によって異なりますが、多くの制度に共通して以下のような内容を挙げています。
・事前申請が必要…工事着工後の申請は原則不可。
・予算の上限がある…年度途中でも受付終了する場合がある。
・対象条件を満たす必要がある…市内業者の利用や、対象となる工事内容の確認が必須。
・領収書・契約書類の提出が必要…不備があると申請が通らない場合もある。
・税金を納めていること…補助金は税金から支給されるため、税金等を滞納している人は補助金を受けることは出来ません。
補助金や助成制度以外で費用を節約する工夫

補助金が活用できない場合でも、以下のような工夫をすることで、塗装費用を抑えることが可能です。
地元の塗装業者に直接依頼する
外壁塗装の費用を抑える最も効果的な方法のひとつが、「地元の塗装業者」に直接依頼することです。
大手ハウスメーカーや工務店では、実際の塗装作業や足場の設置を下請け業者に委託するケースが多く、その分「中間マージン」が上乗せされます。
一方で、完全自社施工の地元業者なら、中間コストをカットできるため、結果的に30〜40%ほど安く施工できることも珍しくありません。
たとえば、ハウスメーカーに依頼して130〜140万円かかる塗装工事が、地元の自社施工業者なら約100万円で済むケースもあります。
費用重視で業者を選ぶなら、「自社職人による施工」を掲げている地域密着の塗装店を候補に入れると良いでしょう。
見た目だけの塗装を省く

外壁以外の付帯部(雨樋や破風板など)は、素材によっては耐久性が高く、必ずしも塗装が必要とは限りません。
「見た目が悪くなるから塗っておきましょう」と提案されることがありますが、見栄えよりもコスト重視の場合は、こうした部分を見積もりから外すのも一つの方法です。
たとえば、雨樋の塗装を省くだけでも3〜8万円ほど節約できる場合があります。
必要な部分とそうでない部分を見極めることで、無駄のない費用配分が可能になります。
値引き交渉を上手に行う
見積もりを確認して業者を決めた後に、軽く値引き交渉を行うのも効果的です。
「あと数万円下げてもらえたらすぐ契約します」といった条件提示は、業者側にも前向きに受け入れられやすいでしょう。
一般的には、全体費用の5〜10%、金額にして3〜5万円ほどの値引きが期待できます。
ただし、相見積もりの段階で価格を提示してもらっている場合、さらに値引きを迫るのは避けた方が無難です。
すでに限界価格で提示されていることが多く、過度な交渉は信頼関係を損ねる可能性があります。
適切な交渉と誠実なやり取りを意識することが、満足度の高い工事につながります。
まとめ

静岡県掛川市で外壁塗装を支援する制度として、「住宅リフォームを助成する制度」がありましたが、残念ながら今現在の募集はありません。しかし、このような制度は新年度の予算や方針で再び募集が始まることがありますので、最新情報は定期的にチェックしておきましょう。
また、掛川市では条件が合えば「結婚新生活支援事業費補助金」を利用して外壁塗装することができます。
さらに、外壁塗装単体では補助対象外でも、他のリフォーム要素と組み合わせることで、国の補助金申請も可能ですので、ご自身の工事内容と照らし合わせてみてください。
申請には「事前の確認と計画性」が不可欠です。補助制度を上手に活用し、地域特性に合った高耐久・高品質な塗装で住宅を長持ちさせましょう。
助成制度以外にも、
「地元の塗装業者に直接依頼する」
「見た目だけの塗装を省く」
「値引き交渉を上手に行う」
など、外壁塗装や屋根塗装の費用を抑える工夫はありますので、試してみてはいかがでしょうか。
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