外壁をホワイト(白色)にするメリット・デメリットを紹介!
2021年11月29日 14:34:34
浜松で外壁塗装や屋根塗装を行うにあたって、色選びに悩まれる方に外壁をホワイト(白色)にするメリット・デメリットについてご紹介していきます。
現在の外壁がホワイトで、同じ色で塗り替えるか悩まれている方、カラーチェンジがしたくて、何色にしようか迷われている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事を読むことで、ホワイトにする場合のメリットとデメリット、安心して塗り替えるためのポイントなどがわかります。
外壁をホワイト(白色)にした場合のメリット
メリット1:ホワイトは明るい印象・清潔感のある印象に
外壁をホワイトにした場合のメリットの1つ目は、見え方です。
ホワイトは明るい印象や清潔感のある印象を与えてくれます。
白はあらゆる色の中でも最も明るい明度の高い色であり、光の反射率も高いので輝くような外壁に仕上がります。
浜松は海にも近く、年間を通じて快晴の穏やかな日も多いです。
日中にはキラキラと輝くようなホワイトの外壁は、高級感も演出してくれます。
夜間の視認性も高いので、遅い時間に帰宅するにも便利で、地域の防災や防犯にも役立ちます。
メリット2:家を大きく見せることができる
外壁をホワイトにした場合のメリットの2つ目は、家を大きく見せることができることです。
明度の高い色は膨張色とも言われ、実際の面積より広く見える視覚効果があります。
明るい色は広く見えるので、実際の家より大きく、立派な建物に見せることが可能です。
敷地が狭く、小さい家しか建てられなかった、周囲の家に比べてコンパクトサイズに感じる、もっと立派に見せたいと感じているなら、膨張色の視覚効果で家を大きく見せる演出を検討しても良いでしょう。
メリット3:付帯部や近隣の景観と馴染みやすい
外壁をホワイトにした場合のメリットの3つ目は、お住まいの付帯部や近隣の景観と馴染みやすい点です。
外壁塗装の色を決める際は、外壁の色だけでなく、同時に目に入る場所や周囲の景観とのバランスも考えることが必要です。
お住まいの外装には外壁や屋根のほか、木部や鉄部の付帯部やベランダの手すりや窓枠、雨戸などが設置されています。
雨戸がなく、内部のブラインドの色が見えるケースもあることでしょう。
こうしたお住まいや近隣の景観と馴染みやすく、喧嘩しない色の一つがホワイトなのです。
ホワイト(白色)にする2つのデメリット
苔やカビなどの汚れが目立ちやすい
ホワイトにするデメリットの1つ目は、苔やカビなどの汚れが目立ちやすいことです。
外壁に限らず、洋服や車を選ぶ際に白はキレイだけれど、汚れやすいからやめておこうと考える方は少なくありません。
外壁の場合も、濃い色に比べると白は同じように汚れが付いても、目立ってしまいます。
風雨の影響で土埃や泥汚れが付いて、茶色くなることや湿気が多い場所や塗料に含まれる防コケ作用や防カビ作用が低下してくると、苔やカビなどの汚れが目立ちやすいのがデメリットです。
真っ白にすると、周りの景観から浮いてしまう可能性
ホワイトにするデメリットの2つ目は、真っ白にすると、周りの景観から浮いてしまう可能性があることです。
白亜の邸宅やお城のような美しい外観が演出できる反面、周囲の景観とのバランスによっては白浮きしてしまいます。
浜松でも海に面した立地で、周囲を緑に囲まれている場所や青い空が広がっているような立地なら、真っ白な外壁の家は、まるで絵葉書のように美しいかもしれません。
ですが、家が密集した住宅街や周囲にビルやマンションが多いエリアでは白浮きしやすいリスクがあります。
汚れの目立ちやすさをカバーする塗料や方法は?
低汚染性塗料
白壁の汚れを目立たなくするためには、汚れにくい性能を持つ低汚染性塗料を選ぶのがおすすめです。
雨と一緒に汚れを洗い流せる塗膜やツルツルと滑らかになるセラミックが含まれた塗料、塗膜が劣化する物質を抑えてくれるラジカル制御塗料などをはじめ、高耐久なシリコンやフッ素塗料のなかでも機能性が高いハイグレードな塗料を選ぶようにしましょう。
セルフクリーニング機能や優れた防汚成分や防コケ成分、防カビ成分が発揮され、汚れが目立ちにくくなります。
つや有りの油性塗料
塗料にもさまざまなタイプがあり、油性と水性の違いやつや有りとつや無しがあります。
白壁の汚れを目立ちにくくするには、つや有りの油性塗料がおすすめです。
つや有りの油性塗料は紫外線や雨に強く、塗膜が長持ちするので綺麗な状態を保ちやすいです。
マットな印象のつや無し塗料は、真っ白に塗装しても落ち着いた印象に仕上げることはできるものの、くすんだ感じで汚れが目立ちやすくなります。
油性のつや有り塗料は、表面が光沢を持ってツルツルしており、雨と一緒に表面の汚れが流れ落ちてくれます。
白と他の色を混ぜる
白っぽい色にしたいけれど汚れが目立つのは困る、ハイグレードな塗料を使うのは費用的に難しいというときには、少し妥協して、真っ白ではなく、白とほかの色を混ぜるのがおすすめです。
たとえば、ブラウン系を混ぜてアイボリー系にすることやグレーを少し混ぜてオフホワイトのようなカラーにすることもできます。
ブラウンを混ぜると温かみや親しみのあるホワイト系になり、グレーを混ぜると爽やかさやスタイリッシュな見た目にすることができます。
雨対策を徹底する
外壁塗装は風雨や紫外線から外壁がダメージを受けるのを守る役割もありますが、塗装にとっても雨や湿気は大敵です。
雨が打ち付けた場合やいつまでも乾かないなど湿気が溜まると、雨染みなどの汚れが残ることやコケやカビも生えやすくなります。
雨対策としては、外壁に直接雨が当たりにくいよう、軒を伸ばす方法やひさしを付ける方法があります。
また、雨樋に穴が開いていたり、ズレてしまって雨が外壁に直接当たったり、垂れてしまうと汚れやすくなるため、雨樋のメンテナンスもしっかり行いましょう。
まとめ
外壁をホワイトにした場合のメリットは、明るい印象や清潔感のある印象を与えることができ、家を大きく見せることができること、付帯部や近隣の景観と馴染みやすいことです。
ホワイトにするデメリットは、苔やカビなどの汚れが目立ちやすく、真っ白にすると周りの景観から浮いてしまう可能性もあることです。
デメリットをカバーしつつ、外壁をホワイトにする方法として、低汚染性塗料やつや有りの油性塗料を使うこと、白とほかの色を混ぜることや雨対策を徹底することが必要になります。