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外壁塗装をするときに知っておきたい塗料の選び方3選

2021年12月27日 14:32:44

外壁塗装を依頼する際に「色は選んでいるけど、効果に関してはよくわからない」という方も多いのではないでしょうか?

選んだ塗料の効果を知らずに塗装してしまうと塗った後に聞いていたより効果が薄かったり、思ったような発色をしなかったりとトラブルのもとになってしまうこともあります。

そういったトラブルに巻き込まれないように今回は塗料別の効果や外壁素材との相性について解説していきます。

■外壁素材の紹介とそれぞれにあった塗料

モルタル

モルタルは石灰や水を混ぜて作られた素材です。昔はよく住宅用にも使われていたのですが現在ではあまり使われなくなりました。
耐火性や強度の強さはありますが、耐水性が低くひび割れが起きやすいという欠点があります。

使用する塗料としては下塗りにシーラーを使い、中塗りには弾性塗料、上塗りにはシリコンやウレタン等のどの塗料を塗っても大丈夫です。

サイディング

サイディングはモルタルの代わりとして近年よく使われうようになったセメント等を板状にした素材です。
耐火性・防音性が高く加工が用意なのがよく使われている理由です。

種類は金属系、木質系、室業系などの多くの種類がありますが、住宅建築には室業系が多く使用されています。

使用する塗料は、下塗りはシーラー、上塗りはシリコン系が適しています。
アクリルやウレタン系の塗料よりも耐用年数が長く、汚れも目立ちにくいのでおすすめしています。
ただ、サイディング自体がメーカーによって材質が異なるので、何が合うかは施工主に要相談です。

木材

木材はその名の通り杉やヒノキなどの天板・合板を使用した素材になります。
木材には水分を吸収・放出する作用があり、この作用によって室内の湿度が一定に保たれるメリットがあります。
しかし、吸収・放出する際に木材は伸縮するため塗料が剥がれやすくなっています。

木材には柔軟性の高いウレタン素材の塗料を使用しましょう。
木材の伸縮にも柔軟に対応し、防水効果も高いのでおすすめです。
一つ注意点としては耐久年数が短いため、他の塗料よりも塗り替えの回数が増える可能性があります。


■目的別おすすめ塗料

断熱

断熱にはフッ素樹脂素材の塗料を使用することをおすすめいたします。
フッ素塗料は紫外線による影響で破壊されづらく、耐熱性にも優れているので夏の強い日差しにも十分な耐久性能を発揮します。
価格はウレタンやシリコン素材のものより高くなりますが、塗り替えの少なさを考えれば十分検討の余地はあると思います。


安さ

安さで選ぶのであればアクリル塗料です。
カラーバリエーションが多く、発色が良いため選択肢が多いことがメリットです。
また、水蒸気を通すので変色しづらいという特徴もあります。

デメリットとしては、耐久年数が短く頻繁に塗り替えを行う必要があります。
その分コストもかかってきますので、長い目で見れば割高な塗料と言えるでしょう。


バランス

価格も抑えつつ、効果も期待したいのであればシリコン塗料を選びましょう。
フッ素塗料よりは耐久年数は劣りますが、現在多くの住宅塗装の現場で使用されている塗料になります。

耐久年数の目安としては5~7年ほどとされていますが、メンテナンス次第ではもう少し伸びます。
こちらの塗料も各社様々な商品を出しているので、選択肢は多めです。
しかし同じシリコン塗料といえど性能等のばらつきがあるため、自分の目的にあったシリコン塗料を選ぶ必要があります。


まとめ

今回は壁材の紹介と、目的別に塗料の紹介をいたしました。
簡単な内容をまとめると以下になります。
  • ひび割れやすいモルタルやサイディング素材にはシリコン塗料がおすすめ
  • 木材には伸縮性の高いウレタン塗料がおすすめ
  • 値段で選ぶことも大切だが、塗料の性質を把握した上で施行したほうがトータルコストが安くなることもある。

外壁塗装を行う際についつい値段ばかり気にしがちですが、それぞれの塗料の性能・性質を理解しておくことで
結果的に塗り直しが少なくなり負担の減ることが期待できます。
ですので「外壁の塗り直ししようかな」と考え始めたらある程度塗料のついて知見を高めてから
施工会社に相談することをおすすめします。

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