外壁塗装の施工完了までの流れや期間について
2020年10月30日 09:51:04
外壁塗装の期間はどのくらいかかる?
浜松で外壁や屋根の塗装を行いたくても、どのくらいの期間がかかるか不安で踏み切れないというお声も少なくありません。
塗装する面積にもよりますが、30坪~60坪の一般的な住宅であれば、足場の設置から塗装工事、足場解体まで、およそ2週間から3週間ほどとなります。
各工程の作業期間ですが、足場の設置作業は半日から1日程です。
シーリング工事が必要な場合は、3~4日が目安です。
次に高圧洗浄は丁寧に行う必要があるため、1日かけて行います。
養生を施し、下地処理を行ったあと、丁寧な三度塗りが欠かせません。
下塗り、中塗り、上塗りと1回ずつ乾かしながら行いますので、屋根塗装、外壁塗装、そのほかの細かい部分の塗装で、およそ10日間必要です。
すべての工事が済みましたら、半日ほどかけて足場を解体して終了です。
外壁塗装の流れ
(1)足場架け
足場は高所作業をするために欠かせないもので、職人が安全かつ効率良く作業をするために必要な動線となります。
足場を設置することで、外側から速やかに作業ができ、お客様がお留守でも作業が可能です。
安全第一で設置いたしますので、どうぞご安心ください。
(2)シーリング打ち替え
サイディング壁やALCパネル壁などの場合には、パネルのつなぎ目や窓周りにシーリングが施工されています。
シーリングが経年劣化で弱ると、水が壁内に入り込んでしまうため、シーリングの打ち替えもしくは打ち増しが必要です。
サイディング壁の場合は、古いシーリングをすべて撤去したうえで打ち替えます。
(3)洗浄
長年の間に付着した汚れやコケ、藻、カビなどを、高圧洗浄機を用いて丁寧に落としていきます。
汚れなどが付着した状態で塗装しても、滑らかにならず、美しい仕上がりが期待できません。
耐久性も落ちてしまいますので、丁寧な洗浄が必要です。
(4)養生
塗装をしない部分に色が付くことや窓ガラスやエアコンの室外機、給湯器などが汚れないようにビニールで被せていきます。
養生を丁寧に行うことで塗装する部分としない部分が明確になり、美しい仕上がりになるため、きめ細やかな作業が必要です。
(5)下地処理
屋根や外壁のひび割れや穴の補修、剥がれたりめくれ上がったりした塗装をサンドペーパーや専用工具で丁寧にこすり、新たに塗装を施す部分の凹凸をなくしていく工程です。
下地処理をしっかり行わないとキレイに仕上がらないだけでなく、塗料の密着度が低くなり、耐久性にも影響を与えるため、丁寧に行っていきます。
(6)下塗り
下塗りはシーラーなどと呼ばれる、透明の専用塗料を施す工程です。
お客様が希望する色の塗料を密着させる役割を果たす塗料で、下塗りを丁寧に行うことで塗装の耐久性を高めることができます。
仕上がりとその後の耐久性に影響を与える、重要な作業です。
(7)中塗り
いよいよ、お客様にご希望いただいた色の塗料を施す工程に入ります。
中塗り、上塗りと2回塗り重ねることで密着度が高まり、耐久性が高まるとともに、深くツヤのある外観に仕上がります。
中塗り、上塗りを間違いなく実施したかを確認するために、中塗り塗料を少し控え目の色で塗ることも可能です。
(8)上塗り
下塗り、中塗りと1回ずつ、しっかりと乾かし、いよいよ最後の上塗りを行います。
乾かしながら丁寧に塗り重ねていくことで、塗装の耐久度が高まり、美しく仕上がります。
お客様が希望された色の塗料で、経験豊富な職人がむらなく丁寧に塗装いたしますのでご安心ください。
(9)屋根・壁以外の部分の塗装
屋根と外壁の塗装の三度塗りが終了した段階で、木部や鉄部など細かな部分を塗装していきます。
軒裏はツヤを均一に出すために二度塗り、木部は腐食部を補修後に仕上げ塗料で二度塗り、鉄部はサビ止め塗装を行った後、仕上げ塗料で二度塗りが基本です。
(10)足場の解体
仕上がりをご確認いただき、問題なければ塗装工事は完了です。
安全第一に足場を丁寧かつ速やかに解体し、資材を撤去します。
足場が外れますと、美しい仕上がり全体をご確認いただけます。
施工後のアフターサービス体制も万全ですので、どうぞご安心ください。
まとめ
屋根と外壁の塗装を行う場合、30坪~60坪の一般的な住宅であれば、足場の設置から塗装工事、足場解体に至るまで、およそ2週間から3週間の施工期間が必要です。
長く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、耐久性に優れた美しい仕上がりが実現いたします。
浜松でお住まいの塗装を行う場合、屋根塗装と外壁塗装を同時に実施することで、足場の設置費用も抑えられ、バランスの取れた美しい外観に整います。
別々に施工すれば、それぞれ施工期間が必要になるため、同時施工がおすすめです。