浜松市中央区K様邸|モルタル×トタン素材を見極めた30日間の精密塗装工事
浜松市中央区のK様邸にて実施した、外壁・屋根塗装工事の詳細をご紹介します。
今回の工事のテーマは、素材ごとに異なる劣化状況に合わせた「最適な下地作り」。
モルタル、トタン、各種板金部など、多様な素材のポテンシャルを引き出すための30日間の記録です。
1. 施工スペック一覧
| 施工場所 | 浜松市中央区 |
|---|---|
| 施工期間 | 2025年9月〜10月(30日間) |
| 外壁塗装 | スマイルシリコン(中塗り・上塗り) |
| 外壁下塗り | 浸透シーラー(モルタル部) / 2液型さび止め(トタン部) |
| 屋根・付帯部 | マイルドシリコン / クリーンマイルドシリコン |
| 軒天塗装 | ビルデック(2回塗り) |
2. 屋根・板金塗装の徹底解説:サビを封じ込める多層構造

K様邸には、波トタン屋根、瓦棒、玄関上の板金庇、窓の庇など、多くの金属部位がありました。
これらは放置するとサビが進行し、最終的には穴が空いて雨漏りに直結します。
そのため、以下の「徹底防錆工程」を実施しました。
① 命懸けの下地作り「ケレン作業」
金属塗装の成否はここで決まります。
サンダー(電動工具)や手作業のヤスリを使い、古い剥がれかけた塗膜や、浮き上がった赤サビを徹底的に除去します。
この際、表面に微細な傷をつける「目荒らし」を行うことで、塗料の食いつき(投錨効果)を劇的に向上させます。
② 2液型さび止めによる化学的保護
ケレン後のまっさらな金属面に、強力な「2液型さび止め」を塗布します。
1液型よりも硬化が速く、緻密で強靭な塗膜を形成。
酸素と水の浸入を物理的・化学的にシャットアウトし、内側からのサび再発を抑え込みます。
③ マイルドシリコンによる厚膜仕上げ
仕上げには、金属への追従性が高く、肉持ち感の良い「マイルドシリコン」を採用。
下塗りを含めて計3回(部位により4回)塗り重ねることで、厳しい浜松の直射日光や雨風を跳ね返す、厚く強靭なシェルターを作り上げました。
3. 外壁塗装:素材別のハイブリッドアプローチ

外壁も素材に合わせた最適な処理を行いました。
モルタル部には、劣化した下地を深部から固める「浸透シーラー」を塗布。トタン部には屋根同様、強力な防錆処理を施しています。
仕上げのスマイルシリコンは、汚れが付着しにくい低汚染性を備えており、交通量の多い道路沿いであっても、長期間にわたって明るく清潔感のある外観を保ちます。
4. 付帯部・軒天:隙のないトータルメンテナンス

屋根や外壁が完璧でも、雨樋やシャッターが色褪せていては建物の価値は維持できません。
- 雨樋: ケレン後にクリーンマイルドシリコンを2回塗り。雨水の流れを阻害しない滑らかな質感へ。
- シャッター・雨戸: シャッターボックスや戸箱、勝手口扉に至るまで、すべてケレン・下塗り・上塗り2回の標準工程を遵守しました。
- 軒天: 湿気の逃げ道となる軒裏には、防カビ透湿塗料「ビルデック」を採用。建物の呼吸を妨げません。
5. 30日間の施工スケジュール
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 足場・洗浄 | 仮設足場を組み、高圧洗浄で長年の汚れを除去。 |
| 下地処理 | 金属部のケレン作業と、素材別の下塗り(シーラー・さび止め)。 |
| 外壁・屋根塗装 | スマイルシリコンおよびマイルドシリコンによる各2〜3回塗り。 |
| 付帯部塗装 | 雨樋、シャッター、扉などの細かい部位を丁寧に仕上げ。 |
| 完了検査 | 隅々まで自社検査を行い、足場を解体してお引渡し。 |
6. まとめ
浜松市中央区K様邸の工事は、2025年9月から10月の間、一工程ずつの乾燥時間を厳守しながら作業を進めました。
特に金属屋根や庇は、朝露の影響を受けやすいため、天候と時間帯を慎重に見極めて塗装を行いました。
また、モルタルと金属それぞれの特性を理解し、正しい下地処理を行うことで、今後10年以上にわたり安心してお過ごしいただける住まいへと蘇りました。
30日間、一筆一筆に魂を込めた施工で、お客様の大切な資産をしっかりとお守りいたします。
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